コウイチブログ

本と映画と、ついでに市原市。最近は専らゲゲゲの女房。あと、信長の野望Online(信On)紺碧。
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【本】 『D + VINE[LUV]』 (紙谷龍生)

D + VINE[LUV]
辺境の町アーヴィルを訪れた冒険者ハイドとサクラ。旧世界の財宝が眠るという遺跡で、不思議な少女ユウラと出会う。記憶のないユウラを気遣うハイドに、サクラの心は揺れる…。ところが財宝を狙うハンターにユウラが連れ去られてしまい―!?壮大なアクションRPG、待望の小説化。
 エロゲーD + VINE[LUV]のノベライズ。原作エロゲーはアイテム集めが熱いやりこみ型クリックゲー的なアクションRPGだったけど、あれをやったから今の僕は韓国産ネトゲをやっていないようなところがある。たぶんね。

 小説の方は原作最初の方から始められ、物語を絞りながらも原作の展開と雰囲気を割と忠実に再現する感じで構成されている。Hは未亡人ナリアとユウラとサクラの3つほどのシーンがある。ナリアのHがあることは意外だったけど、アニメではないHシーンだったので結果的にではあろうけどうまい具合に補完関係になっていると思う。ユウラとサクラはメインヒロイン的ポジションなので欠かせないところをきっちり入れたというところ。とりあえず原作ファンなら安心して楽しめる小説になっていた。ライトノベルでありながら1巻でサクラとのハッピーエンドまでよくぞ纏め上げたという構成の巧さが光る。

【本】 『ママトト』 (紙谷龍生)

ママトト
平和をめざし戦う移動要塞―ママトト。物資補給に立ち寄った村で、ナナス達は村人に追われる2人の姉妹を保護した。その直後からママトト内で、女の子が次々に淫らになるという、奇妙な事件が発生!迫り来る敵国と要塞内の異変に、ナナスは決断を迫られるが…。シミュレーションRPGの名作、オリジナルストーリーで登場。
 アリスソフトのエロゲー『ママトト』のノベライズ。エロシーンは二つあって、一つはカカロモードでのぞみ(パイローラ姫)、もう一つはナナスモードでライセンとの絡み。ゲームでいうところの前半から中盤ぐらいの時間軸を想定しているらしく、ナルツガイスなどゲーム中盤から後半にかけて登場するキャラクターは本作では出番なし。原作ゲーム自体がストーリーに沿ったエロシーンは多いとはいえないので、ゲーム前半から中盤あたりを舞台に物語を描けばエロはこんなものかなといった淡白な感じ。個人的にはもう一つエロシーンを増やすか、ミュラかアーヴィを絡めて欲しかったけど……。カカロの狡賢さや凄みも出せておらず、今ひとつ作品が冒険できていないのはナナスモード的な純愛視点からの雰囲気を大事にしているということなのだろうか。

 オリジナルのサイドストーリーとして描かれる本作ママトトの世界はゲームではなかなか描ききれていなかったママトト内部でのキャラクター間の豊富なやりとりを始めとした日常が味わえるのは良かった。

 もうママトトも10年だね。あの頃、ノートパソコンでママトトやってた。日立のフローラ。友達が安くていいデスクトップ買っててさ、畜生、俺もソーテックにしとけばよかったとか悔しがってたよ。もう、ソーテックもないっていうし、時代を感じる。懐かしいよ。今思えばあんなスカスカのボイスなし回想なしオートモードなしのエロゲーで喜んでたんだから。でも、キラリ輝く何かを探す楽しさと情熱があったね。もっと違うことにエネルギーを使っておけばよかったけど。

【本】 『民法総則』 (伊藤真)

民法総則 第3版 (伊藤真試験対策講座 1)民法総則 第3版 (伊藤真試験対策講座 1)
(2008/11/20)
伊藤 真

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 われわれが「民法」を学ぶときに考えている様々な概念は、比較的新しいものである。1789年のフランス革命を中心とする市民革命によって封建制が崩れ近代国家が成立する過程で、封建的な制約から解放された個々人は、自由な経済活動を制度的に保障することを強く望むようになった。
 そこで、国家は、個人個人の自由な経済活動の場を保障し、またその活動を容易にするためにのみ権力を行使するが、それ以上に個人の自由を制限する活動をすべきではないという思想が生まれた(自由主義)。この自由主義の思想に基づいて、自由な人々の間の、国家の介入を受けない関係について、ルールを定めていくことが求められたのである。
 そのようなルールの集合として、民法という概念が成立した。つまり、民法とは、自由主義思想に基づいた市民社会のルールといえる。

【本】 『漢字必携一級』 (日本漢字教育振興会)

漢字必携一級漢字必携一級
(2001/05)
日本漢字教育振興会

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 僕は漢字検定2級を持っていて、いつか一級も取りたいなと考えてこういう本まで新品で購入したことがあったのだけど、結局今日に至るまで一級取るどころか受験すらしていない有様だ。2級とったとき、どこだったかな、国際トラベル&ホテル専門学校だったか、千葉情報経理専門学校‎だったか、そこらへん(千葉新宿方面)の専門学校が試験会場だった。まだアニメイトが新宿小学校のところの交差点のところにあった頃だった。あの頃、資格試験を受けるとそれを理由に普段入れない(入りづらい)学校のキャンパスに気軽に入れることがあるのがいいなと思って漢字検定1級も受けてみようと思って、結局、受けてない。

 でも、本気で受けようと思ってたんだ。いや、本気で受けようと思ってたら勉強して受けてるだろ、というツッコミはあると思う。それはわかる。しかし、あの頃、僕にとってこんなつまらない一冊の本に2000円以上出すというのはそれなりにすごいことだった。だから、きっと漢字検定1級を受けようとそれなりに意気込んでいたんだと思う。でも、もしかしたら、それも違っていて、実は別の学校に行きたかった、ということなのかもしれないな、とも思う。それはないか。

【本】 『経営学の新展開』 (鈴木辰治)

経営学の新展開経営学の新展開
(1995/04)
鈴木 辰治

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 現在、経営学は価値観や環境の急激な変化に直面しその妥当性が改めて問われている。これからの経営学の方向を考えるためには、経営学は過去に何を問題にしそれをどのように論じてきたかという、いわゆる経営学の各領域にわたる系譜を知り、そこから経営学の新しい展開のための糸口を見いだすことが不可欠である。
 本書は、なかば入門書、なかば研究書という性格をあわせもっている。初学者には難解な個所があると思われるが、それは最近の研究成果の一端を要約的に掲載したためである。また章によっては若干重複するところもあるが、それらは相互補完的な役割を果たし、初学者の学習に資することになろう。

【本】 『解説憲法』 (野上修市)

解説憲法解説憲法
(1993)
野上 修市

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 わが国の憲法は、その前文と九条において、一切の戦争を放棄し、陸・海・空軍その他の戦力の不保持を明言し、さらに国の交戦権の否認をも宣言している。
 これまで、世界の憲法で、戦争の放棄を明記したものは若干ある。しかし、その場合はすべて戦争の否定を侵略戦争に限定し、制裁戦争や自衛戦争までも否定したわけではなかった。
 この点、すべての戦争を否定し、さらにそのうえ戦力の不保持と交戦権の否認までも明確にした日本国憲法は、世界の憲法のなかで画期的なものであるといえよう。この背景には、わが国民の戦争に対する深い反省があるとともに、第二次世界大戦後においては、わが国民が世界平和のリーダーシップをとるという強い決意がある。
 しかしながら、この点でも、現実には問題がある。というのは、現在、わが国には世界第七位にあたる自衛隊という名の強力な軍隊が存在しているからである。憲法学者の八〇%以上は、自衛隊を憲法違反であると判断しているけれども、ごく一部の学者と現在の政府は次なる憲法解釈と理論を展開することによって、これを正当化している。
 すなわち、わが国の憲法が否認した戦争と戦力とは、制裁戦争と制裁戦争を行うための戦力であって、自衛戦争と自衛のための戦力までもこれを否認していないとか、国家は自らを守ることができる固有の自衛権をもっているとかが主張されている。
 こうして、戦争放棄の憲法規定も現実には空洞化している。しかしながら、筆者は、今でも多くのわが国民が戦争放棄の憲法規定を高く評価しているものと信じている。

【本】 『日経を読むための会計学の基礎知識』 (川口勉)

日経を読むための会計学の基礎知識日経を読むための会計学の基礎知識
(1993/06)
川口 勉

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 お前ら、やめろよ、普段は新聞読まないどころかネットで意気揚々と新聞バッシングに加担しているくせにリアルで女性を前にすると日経読んでますとか息を吐くように嘘をついて出来るホワイトカラーを気取るのやめろよ!

 お前ら、やめろよ、本当は童貞で女の子の理想は処女なのに、出会いの輪の中に入ると経験豊かで理解のある男を必死で装うのはやめろよ!

 お前ら、やめろよ、本当は団結とか無償の奉仕が大嫌いなくせに、企業に対抗するために労組と地域コミュニティーの強化が必要とか無茶を主張するのをやめろよ!

 お前ら、やめろよ、国産は品質がいい、中国産は粗悪で危険とか言いふらしておいて、一歩外に出ると買い物カゴに平気でポンポン中国産を入れるのやめろよ!

【本】 『新しき世界観 ニヒリズムを超えて』 (柴田秀)

新しき世界観―ニヒリズムを超えて新しき世界観―ニヒリズムを超えて
(1992/01)
柴田 秀

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本書は、筆者のいわば思想遍歴の書にほかならない。
 僕もニヒリズムに囚われたい。徹底的なニヒリストになってみたい。気分いいだろうな。

【本】 『女子高生いけない修学旅行』 (睦月影郎)

女子高生いけない修学旅行女子高生いけない修学旅行
(1991/10)
睦月 影郎

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 この不景気で女子高生が修学旅行に行けないなんてこともあるのだろう。って、これは官能小説だった。官能小説は女性の艶かしい写真とかアダルトな雰囲気を漂わせる表紙を採用しているのだから、作品も大人の筆致で書き込まれたディテールを楽しませてくれるものなのかなと期待すると、本作はそうでもない。エロゲーのノベライズのように軽さと勢いと読みやすさが重視されていた。設定とノリがアニメチックに軽いのと描写が弱いせいで雰囲気に馴染めなかった。今はエロゲーやそのノベライズがあるから、どうってことないけれど、刊行された91年当時はどうだったのだろうか。

【本】 『刑事訴訟法』 (黒木忍 川端博 編)

刑事訴訟法刑事訴訟法
(1993/09)
黒木 忍川端 博

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刑事訴訟法は実体刑法を具体化する手続法であり、かなり技術的性格を有するといえる。技術的であるがゆえに敬遠されがちであるが、しかし、刑事訴訟法は、われわれの日常生活において、きわめて重要な意義を有する法律である。刑罰権の具体化・実現にあたって、各種の強制処分が国家機関によって市民に対してなされる。そこでは、基本的人権と国家の政策目的とがつねに衝突することになる。それゆえ、「基本的人権の尊重」と「実体的真実の発見」の調和をはかることが、要請されるのである。それは、政策論としてだけではなく、法律解釈論としても十分に通用しうる説得力をもって論述されなければならない。

【本】 『東アジアの国家と社会3 北朝鮮』 (鐸木昌之)

東アジアの国家と社会 (3) 北朝鮮 伝統と社会主義の共鳴東アジアの国家と社会 (3) 北朝鮮 伝統と社会主義の共鳴
(1992/11)
鐸木 昌之

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金日成支配体制は半世紀近く続いている。この体制はいかにして形成されたのか。そして金日成・金正日指導体制への移行はいかにしてなされたのか。本書は、独自の構造と論理をもつ北朝鮮政治体制を、朝鮮の伝統と解放後の政治との共鳴の中に探るものである。

 朝鮮で「主体」は「事大」の反対概念として使われる。「事大」は本来外交上の概念としてマイナスのイメージを持っておらず、また李朝の儒学者のあいだでは中国と朝鮮のあいだの力関係とは別の精神的概念として成立していた。しかし解放後、それは外の大国に発する権威に全面的に依存し、その権威に近づけば近づくほど正統性を持ち、権力を掌握できるという意味でとらえられた。その裏返しとしてすべての責任は常に外国にあるという根強い発想が生まれた。金日成の言葉を借りれば、「わが国は大きな国のあいだにあります。そのため昔からわが国の人たちに大きな国を恐れ、それをあがめる習性ができ、大きな国を後ろ盾に何かをしようとする悪い癖がつきました。……今でもそれが少なからず残ってい」たのである。それは李朝末に指導層内部で親露派、親清派そして親日派と分かれて対立し、植民地化されたことによる教訓であった。

【本】 『憲法解釈の論点』 (内野正幸)

憲法解釈の論点憲法解釈の論点
(2005/02)
内野 正幸

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 憲法については、次のようなイメージでとらえていただきたい。すなわち、憲法は、国の治め方に対する根本的なしくみを定めた最高のルール(最高法規)であり、とくに国家権力(担当者)をしばりつけるものである。憲法は、おもに人権の規定と統治機構の規定からなる。その背後には立憲主義の考え方があり、それによると、個人の人権を守るために国家権力の行使に歯止めをかける(その乱用を防ぐ)のが憲法の大切な任務である、とされる。以上は、日本国憲法(しばしば単に憲法という)や現代の欧米などの憲法のことを念頭においた話である。

【本】 『公務員試験 はじめて学ぶプロゼミ行政法』 (石川敏行)

公務員試験 はじめて学ぶプロゼミ行政法―行政法を基礎からやさしくビジュアルに学ぶ公務員試験 はじめて学ぶプロゼミ行政法―行政法を基礎からやさしくビジュアルに学ぶ
(2000/02)
石川 敏行

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 行政法を学ぶ。

 田舎じゃ一番のエリートコースが一般職公務員でその一般職公務員より出来の悪そうなのが市議や市長をやってる。碌な産業ないからって税金使って長柄のアウトレットコンサートみたいなことを平気でやってたりする。採用は成績主義を謳いながらコネが蔓延し、労働争議権が認められていないのに怠業してたりする。こんな世間の公務員バッシングにありがちな公務員像を僕も抱いていて、公務員を信用していない。妬んでいるところもあるのかもしれない。でも、田舎でトップクラスの学業成績修めているような人が市のために市民のために尽くしたいといって市長でも市議会議員でも起業でもなく、一般職公務員として市役所なり県庁なりに働くことを希望選択する。そしてそれが一番のエリートコースとして認知され、親や親戚から万歳され、将来の結婚相手からも大きく喜ばれるというのは、やっぱり違和感があるけどねえ。

 なんてことはこの本とは全く関係ないのだけど、公務員になるためにではなく、行政機関と戦える人間になるためによく勉強しておこうと思う。

【本】 『ロマンシング サ・ガ大事典』

ロマンシング サ・ガ大事典 ロマンシング サ・ガ大事典
(1992/10)
NTT出版
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 あのロマサガの事典。内容たっぷり。ただ、こういうのを読むたびにあのゲームはつくづく惜しいと思う。もう少し世界へのアクセス権が欲しかった。そこらへんの痒さがある。故の想像力刺激もあるのだろうが、やはり勿体無い。そういえばこれPS2でリメイクされているのだっけ。どうなっているのかなあ。

【本】 『卒業2』 (塚本裕美子)

卒業〈2〉春・絶対ブルー 卒業〈2〉春・絶対ブルー
塚本 裕美子 (1994/03)
角川書店
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 大胆不敵なジェネレーション、暗中模索シミュレーション、青息吐息グラデュエーション、卒業させてよヨロシク!

 卒業2というシミュレーションゲームが昔にあって、主人公が5人ぐらいの女子校生のクラスの担任となって生徒の学校生活や時にはプライベートに自由に介入し、どういう教育・指導・接し方をするかで生徒それぞれが変化をしていくという教師の横暴極まりないデザインなのだけど、これが、なかなか面白かった。キャラクターとかシナリオはそうでもないのだが、育成要素が割と面白かったのとそれに関わる難易度に手ごわいところがあって、難易度により醸される「聞き分けの無さ」がゲームの雰囲気とマッチしていたように思う。

 本書はそのゲーム作品のノベライズ版。無難に書かれているが、「ちょっと」を「一寸」と漢字表記しているところに少し戸惑った。僕が現代っ子だからなのかなあ。