コウイチブログ

本と映画と、ついでに市原市
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【写真】 2007年越しそば





 今年もとうとう終わりですね。蕎麦はもう食べました。明けるのを待つのみです。今年の蕎麦はエビの天ぷらと半熟卵です。後はナルトとネギ。去年の蕎麦と比べてどうだろう。去年の方がおいしそうかなあ。まあ、あんまり変わらないか。実は今年もシマダヤの安い麺だし……。

 下の写真はカルピスのウェルチグレープ。果汁100%のグレープジュースで1年を締めくくります。来年は100%詰まった良い年になりますように。

 それでは良いお年を。

【映画】 『武士の一分』

武士の一分 武士の一分
木村拓哉、檀れい 他 (2007/06/01)
松竹
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幕末時代の海坂藩(山形県庄内地方に実在した庄内藩がモデル、現在の鶴岡市)。藩主の毒見役を務める侍、三村新之丞は妻・加世と慎ましくも幸せに暮らしていた。だがある日、毒見の際に食べた貝の毒に中り失明してしまう。この一件から一時は絶望するも加世の支えもあり、光の無い世界に慣れてきたある日、加世と番頭・島田藤弥との不貞を知ってしまう。島田に体を預けることを引き換えに家禄を保ってきたことを知った新之丞は加世を離縁。その後、実は島田は加世を弄ぶために家禄を口実に加世を騙したことを知り、島田に対し、自らの「一分」を賭けて果たし合いに挑む。
 山田洋次監督の時代劇3部作の3作目である『武士の一分』を観た。

 木村拓哉演じる山形の下級武士・三村新之丞は藩主の毒見役を務めながら妻・加世(壇れい)と慎ましい生活を送っていた。しかし、ある日、お役目中に貝の毒に当たり失明してしまう。新之丞は絶望のあまり自害を試みようとするが、妻の説得・励ましがあり、思いとどまる。一方、加世は夫の処遇についての口添えを島田という男に頼みにいくが、その場で体を弄ばれてしまう。以降も加世と島田の関係は続くが、ふとしたことからそのことが新之丞に察知され、加世は自ら島田との不貞関係を新之丞に告白する。島田に体を預けた加世を新之丞は離縁する。やがて、島田が加世を弄ぶために騙していたことが明らかになり、新之丞は武士としての己の「一分」を賭けて島田に対し果し合いを挑む。

 時代劇としてはありきたりな復讐劇になっていて、基本的に最後の殺陣場面のためにそれまでのドラマというものはあるものなのだが、これは殺陣はいまいちだったが、ドラマとしてはまずまずよかった。献身的に主人に尽くす妻・加世が悪者に犯されてしまう絶望、思わず木村拓哉に感情移入してしまうほど切ない。「俺の中で加世は死んだ」というようなセリフがあったが、観ている自分としても、加世が島田に体を預けているところでは加世に対する嫌悪感、まるで東京にいる30過ぎた独身女性(非処女)を見るかのような、そんな嫌悪感が湧き上がってきた。もっとも、加世は完全に騙されていたわけで、果し合いを終えた後で再び加世を迎えた新之丞にもまた感情移入が出来る。あれだけ献身的で純真で美しい妻、騙されたのは世間知らず的な無垢な優しい弱みがあったからに他ならないが、だからこそああいう風にして騙されてしまったとも云えるわけで、ある種「貞操」とバーターな部分によって起こったその瑕疵であるならば、あえて寛容する、その新之丞のあり方に共感できる。離縁した新之丞にも復縁した新之丞にも共感できた。

【写真】 日清 チリトマトヌードル





 日清カップヌードルのチリトマト味です。具はコーンとインゲン、トマト、それとあるかどうかわからないような小さな鶏肉だけでパっとしないのですが、トマトの酸味とチリ風の赤い辛さが利いたスープはとても美味しいので、自分で具をプラスして食べてみたいところですね。

 下の写真は森永ココア。ココアはやはり森永の森永ココアの500mlパックタイプのドリンクです。ありがちなココアドリンクで、粉末タイプのものを牛乳に混ぜた時のたまらなくミルキーなまろやかさがなかったのが残念ですが、粉末タイプであってもカカオ2倍よりはこちらの方がマシかなあ。

【映画】 『ルパン三世 DEAD OR ALIVE』

ルパン三世 DEAD OR ALIVE【劇場版】 ルパン三世 DEAD OR ALIVE【劇場版】
栗田貫一 (2000/03/23)
バップ
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舞台はズフ国の刑務所。年に1度の囚人脱走ゲームに所長は国王の元側近であるスパンキーら4人の囚人を選び解き放つ。逃げおおせれば無罪放免、失敗すれば死が待つこの危険なゲーム、囚人達に突如として所長が手を貸す。所長は“盗み”に関する頭脳と腕では世界に名をとどろかせる現代の怪盗「ルパン三世」の変装だったのである。

ズフ国はズフ国王とパニシュ王子を殺した首狩り将軍に乗っ取られ、荒廃していた。首狩り将軍は、国王が漂流島に隠したといわれる莫大な財宝を狙っていた。ルパン三世、次元大介、石川五ェ門ら三人もこの島の財宝に挑み、兵士達の無数の死体、道標のように磔にされた死せる科学者たちを横目に、島の内部へと足を進めるが、やはり恐るべき防衛システムを前に命からがら逃げ出すほかなかった。

この仕掛けの秘密とは?アプローチしていたのはルパンだけではなかった。峰不二子もカギの秘密を握っているとされる将軍の娘エメラの目付役として将軍の宮殿内に潜入したのだ。同じ頃、ズフ国国家警察長官クライシスは空港でルパンの臭いを嗅ぎつけた銭形警部を不本意ながら迎えていたが、彼は彼自身が亡きものにしたはずのパニシュ王子を認める。ルパン一行を罠にはめた銭形警部とクライシス。ズフ国国家警察女性捜査官オーリエンダーは、エメラのおとりとなってルパンのアジトに潜入するが、彼女もルパン達からパニシュを町の酒場で見かけたとの情報を得る。

オーリエンダーの胸には彼女とパニシュの二人が写った写真が嵌められたネックレスが光る。彼女はパニシュの婚約者だったのである。パニシュを求めて街を探し回り、歩き疲れた時、ついに彼女はパニシュと再会し、彼の率いるレジスタンスの存在を知る。パニシュの抗議声明がテレビで放映され、国中で革命の機運が高まる中、二人は再び出会う。しかし接吻を交わしたとき、彼女は彼に違和感を覚えるのだった。

スパンキーの話やルパンを襲った槍の断片の分析から、ルパンは島の防御システムの正体がナノマシンであり、それを解除するカギがパニシュであることを知る。ルパン一行は再び漂流島に向かい、将軍の元から盗み出したデータを持参した不二子と合流する。またオーリエンダーは革命に沸き返る市街から将軍を引き離すため、漂流島へ連れ出す。島の中枢部でナノマシンが将軍、オーリエンダー、クライシスに襲いかかり、ナノマシンがまさにオーリエンダーの喉元に突きかからんとするその時、突如としてナノマシンの動きが止まる。市街で戦っているとばかり思っていたパニシュ王子が現れたのである。
 劇場版ルパン三世第6作『DEAD OR ALIVE』。これが今年2007年の最後の日本テレビ金曜ロードショーだった。お約束のナウシカやラピュタよりはマシかなと思うものの、ルパン、それもこの作品とは……。原作漫画家のモンキーパンチが監督した作品という宣伝文句で、画が原作チックというかハードボイルトタッチになっており、作風もそれに合わせられている。が、ゲストキャラ同士の安っぽいロマンスを押し出しすぎている上に話・画共に雑すぎてアドベンチャー的なワクワク感に欠ける何とも残念な作品であった。

【写真】 プリングルズ ウィンターソルト





 プリングルズの冬の塩味。マイルドじゃなくなった塩味というところで、淡白になっているような気がします。何故これがウィンターなのだろう……。塩本来の味わい……?

 下の写真はマキシムのキャラメル・ラテです。あー、美味しい。キャラメル味のドリンクてもっと出てきてもいいと思います。ガンガン甘い奴をどんどん作って欲しいですね。

【本】 『Riona』 (篠山紀信)

「Riona」 Riona Hazuki Kishin Shinoyama 「Riona」 Riona Hazuki Kishin Shinoyama
篠山 紀信 (1998/04)
ぶんか社
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 葉月里緒奈のヘアヌード写真集。葉月里緒奈というと魔性の女などと呼ばれていたこともあったが、ヌード写真を見る限りはそのあまりの華奢な体つきに自分の中で引いてしまっているところがあって、そこから来る恐怖は魔性といえば魔性だが、うーん。菅野美穂以上に華奢な肉体に女性としての魅力を感じる前にある種の嫌悪感というか、こういう女性のヌードを見ることは凄く罪悪感を感じる。それだけ、あまりにも素人的というか、その貧相な肉体は、自分の凄く身近にありそうで、なんというか、映画で農家の純粋な娘さんが騙されて犯されてしまうシーンぐらい見ていて辛い。ただ、そのあまりにも繊細な容姿に男としてのある種の本能をくすぐられるところがあるというのも分かる気がするっちゃあする。

【写真】 日清 カップヌードル ネギしお豚カルビ





 カップヌードルのねぎ塩豚カルビ味を食べました。一応豚カルビみたいなのが入ってますが、これは……いくらなんでも……、うーん、油っぽさが強すぎてスープもいまいちだし、スタンダードなカップヌードルと比べるとこれをカップヌードルとは認めたくないところがありますね……。

 下の写真はブルボンのプチシリーズのいちごリングです。チョコリングのチョコがイチゴ味になったものですね。

【映画】 『半落ち』

半落ち 半落ち
寺尾聰、石橋蓮司 他 (2004/07/21)
東映
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横山秀夫原作の同名小説を『陽はまた昇る』の佐々部清監督が映画化したドラマ。現役警部がアルツハイマーの妻を殺したと出頭した。彼が自首するまでに2日間の空白があると判明し、刑事、検事、判事、新聞記者、弁護士らがそれぞれの立場で真実を追う。
 半落ちとは警察用語で「一部自供した」という意味で、全てを自供した完落ちではない状況を指すらしい。その「半落ち」というタイトルの映画を観た。横山秀夫のベストセラーミステリー小説を原作にしており、現役警察官の梶という男が妻殺しを自供。ところが、彼は妻を殺してからの3日目に自首しており、空白の2日間の行動については黙秘する。「守りたいものがありますか」。梶の2日間の空白に迫った作品。

 警察官である梶の行為の真実を追及しようとせず、組織が自らの保身のために動く構造を見せながらも、そういう組織のしがらみと戦う「若者」的な個人個人が、梶の空白について様々視点から追っており、初めのうちは梶の醸す秘密にミステリー的な「謎」の魅力がゾクゾクと伝わってきて面白いのだが、真相が明らかになっていくに伴って興が削がれていった。それはミステリーにありがちなドンデン返し的な事実が浮かび上がるものではなくて、ヒューマンドラマ的な、アルツハイマーの家族の介護の苦労と絆に対する捉え方で中盤から後半の全てが通ってしまっていたからだ。隠された事実は隠された事実というものではなくて、世間にアルツハイマーの苦労を知らしめるようなメッセージでしかなかったことが残念だった。

 出演者はとにかく豪華で、よくこれだけ揃えたなというほどのもの。寺尾聰、石橋蓮司、吉岡秀隆、原田美枝子、樹木希林、柴田恭兵、伊原剛志、鶴田真由、この他にも出てくる登場人物がどれもこれも有名な役者ばかりでその豪華さと釣り合わない作品の内容に、泣けてしまう。

【写真】 ロイヤルチョコビ





 僕らをガッカリさせたあのチョコビがロイヤルチョコビになって登場。チョコビを更にチョコでコーティングしたというこのお菓子。あまりにもフワフワで歯ごたえがなかった前の商品から一変、スナックっぽい歯ごたえの良さとチョコそのものの旨味を感じることができるようになりました。これはうみゃー。かなり美味しくなってます。最初からこれで作っておけよと言いたくなる出来の良さです。でも、これ210円なんですよねえ。ちょっと高いかなあ。これならコアラのマーチ食べるし……。

 下の写真はサンガリアのこどもののみものです。こども風ビールというその辺のネタ商品ですね。味は、思いっきり味が薄いアップルソーダな感じでしょうか。ただし、炭酸はきつめです。シャンパンの方が美味しいですな、はい。

【映画】 『イノセンス』

イノセンス スタンダード版 イノセンス スタンダード版
大塚明夫、田中敦子 他 (2004/09/15)
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
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押井守監督による新世紀サイバーアクション『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』の続編。少女型愛玩ロボットが所有者を惨殺する事件が発生。公安9課の刑事であり、脳以外が機械化されたサイボーグ・バトーが事件の真相に迫る。
 押井守監督のアニメーション映画『イノセンス』を観た。『攻殻機動隊』の続編らしいが、僕はそちらの作品の方を観ていない。だからかもしれないが、あんまりよくわからなかった。ストーリーもそうだが、作品そのものとして、よくわからなかった。

 舞台は近未来。人型ロボットが実用化され、様々なシーンで活躍しており、人間もまた、自身の機能を電脳化・機械化することで活躍の場を広げている世界。そこで少女型のセクサロイドが暴走し所有者を惨殺する事件が発生。脳以外が機械化された刑事バトーが事件の真相に迫る。

 そのー、なんというか、現実と仮想世界との区別が実は凄く曖昧であることの比喩表現として人間と人形・ロボットが用いられており、ほとんど機械化されてロボット化された人間と、人間の形に精巧に模して造られ、魂まで入れられた人形と、どちらか人間により近いか、どちらが人形により近いかという境界が非常に曖昧な存在同士が自らの存在を問うていた。

 人間の人形に対する侮蔑というかぞんざいさというかそういうものが根底にあって、それに対する製作サイドからの感情的な怒りとか嘆きのようなものが映像を通じて伝わってきた。もうちょっというと、人形に対する所有愛・フェティシズム的な愛、暴力を介することによるグロテスク愛なんかも伝わってきてあまり気持ちの良いものではなかったが、とにかく、ま、僕がこの作品を観て感じたのはそこらへん。

 映像は本当に凄い。この映像美は、次世代ゲーム機だのなんだのといってサターンやプレステなんかで踊ってきた世代は要するにその都度グラフィックに対して真摯に感動してきた世代だから、その世代の一人としてこれだけの映像美を見せられると素直に感動するしかない。映像だけで圧倒される。それは単純に「綺麗」というものではなくて、勿論技術力に圧倒されるのだが、何よりも製作サイドの映像センス、映像演出力に感動させられる。ストーリーは分からなくてもこれだけの「美しい」映像が観られるだけで満足していいと思えるほどなのだ。

 でも、やはり気になる脚本面。禅問答を介して製作サイドの哲学的な問いを我々に投げかける、そういうマニアックさがあるが、それが一部場面ではなくて、全編に渡って繰り返されるわけだから、あまりのクドさにとてもじゃないがついていけない。本作のセリフ回しは知的とか機知に富んでいるというものでなくて、単に衒学的というだけのものであったようにしか受け取れなかったし、そのあまりにも観ている側を無視しすぎた独りよがりな面に、映像のレベルが高すぎるだけに却って腹を立ててしまうのだ。なんでこうなるの、と。

【写真】 キョクヨー さばみそ煮



 キョクヨーの鯖味噌です。うーん、国内で水揚げされた鯖を用いているそうですが、パサパサ感が強く、マルハの月花なんかと比べてしまうと脂のノリの弱さにガッカリしてしまいます。ただ、味噌ダレはあっさり風味で缶詰にありがちな強烈な甘辛でないのは良かったです。

【映画】 『かもめ食堂』

かもめ食堂 かもめ食堂
小林聡美、片桐はいり 他 (2006/09/27)
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人気作家・群ようこの原作を、『バーバー吉野』の荻上直子監督が小林聡美主演により映画化。フィンランドのヘルシンキで「かもめ食堂」を経営する日本人・サチエの前に、ある日ミドリとマサコが現われ、店を手伝い始める。
 かもめ食堂を観た。これがまた相当評判が良いみたいで、Amazonでも絶賛の嵐。かもめ食堂に感動的ない奴は人間ではない。小泉改革を支持できない奴は日本人ではない、みたいな? そこまで極端で閉鎖的な世界・感覚ではないが、とにかくこの作品は大人気。

 フィンランドのヘルシンキで日本人・サチエは日本食を出す「かめも食堂」を経営していたが、全く客が来てくれず、閑散としていた。しかし、ある日、初めての客として日本に興味津々な現地の青年が来てくれたことをきっかけに、同じ日本人女性で中年であるミドリとマサコとの出会いが生まれ、かもめ食堂は賑やかになっていく、というストーリー。

 映像・展開共に淡々としており、派手なBGMで無理に強烈な演出をしようとせずに、無音にすることで、却ってユニークな人間風景・表情が際立っているし、ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」を彷彿とさせるようなワンカットの長さにより人間同士のやりとり・かもめ食堂における交流がリアルに浮き彫られていた。ドラマの中心となる三人の日本人女性はそれぞれが決してウィットに富んだ会話をするわけでもなく、かといってあまりにも低い知性でもなく、凡庸である素晴らしさの中にキラリとした個性を光らせる。その魅力というのが所詮は小林聡美・片桐はいり・もたいまさこといった女優の力量ならではのように感じられたのが残念ではあったが、逆に云えばそれだけ三者の演技・キャラ・絡み・調和は素晴らしかった。

 フィンランドを舞台としていながら、フィンランドは日本と比べてここが素晴らしいといった批評がなく、映像としてもあくまでもかもめ食堂という空間を中心に構成されていて、フィンランド・北欧に連想される美しい風景というものが強調されていない。全体的に押し付けがましくない。ドラマ的な起伏も大きくないので、それらによる「ゆるさ」はあるが、そこが癒し系として人気のあるのも頷ける。かもめ食堂という小さな空間に焦点が合わされていても、それが全ての世界、それが全ての世界だったらよいのにという風に観ている側の我々を含めた全ての世界を優しく包み込もうとするのだ。

 とはいえ、中年の自分探しムービー的なところがあって、全てを肯定してしまう、だから全てを肯定させてしまうという危うさがある。そして、もう一方で、今生きている我々のリアルな日常とかけ離れた平等で豊かな美しい理想の国「フィンランド」で日本料理を作るというメタファーが明らかにあって、『三丁目の夕日』と同じタイプのメッセージ性がある。三丁目の夕日が昔の地域社会全盛の頃への志向であるならば、かもめ食堂は福祉国家であるフィンランドへの志向であり、そのイデオロギー的な差異は喩えれば国民新党と社民党程度であると感じた。

 もっとも、三丁目の夕日は地域社会とその住民・構成員に仇をなす悪役(※人間とは限らない)がいて、それを倒すことでやっぱり三丁目はいいね、温かいね、という図式だったのに対して、かもめ食堂は出てくる人が皆いい人という人間そのものをファンタジーにすることで風景についてリアルにしている。かもめ食堂では誰も他人の生き方を否定しない。批判もしない。徹底的に寛容し、寛容されるのだ。更に云うならば、主人公・サチエは店に客が来なくても平然としており、本人の「毎日まじめにやっていれば、きっとわかってもらえます」という哲学に象徴されるように、呼び込みなどの宣伝を全く行おうとしない頑固な生き方を貫くわけだが、これで結局は本人に魅力があって人が集まるという話であったからいいものの、とうとう最後まで誰も来てくれない、そういう人間話だったらどうだろう。かもめ食堂に癒された我々はそのファンタジー上の冷たくて寂しい現実をも寛容できるだろうか。もっと云えば、そういう人がいた場合には何とかしてあげましょうと行動を呼びかけるアナウンスがされた瞬間に「かもめ食堂」の世界はガラガラを崩れ落ちるような、そんな脆さと、だからこその素晴らしい自由が本作にはある、ように思った。

【写真】 マルちゃん ふっくらお赤飯



 クリスマスなのでケンタッキーのフライドチキンかファミマのメガフライドチキンでも食べようと思ったけど、昨日食べたメガトマトとメガたまごのせいで体が重くて肉の気分じゃなかったので赤飯にしました。ってえらい落差だな……。

【本】 『MY WILL 谷口ともみ写真集』 (吉田裕之)

MY WILL―谷口ともみ写真集 MY WILL―谷口ともみ写真集
吉田 裕之 (2000/02)
ぶんか社
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 谷口ともみも美月ゆいなとか風野舞子とかと同じくお菓子系として活躍したモデル。風野舞子とか相川みさおあたりのクリーム全盛期に活躍していて、当時で云えば華原のともちゃんあたりのような不思議系・天然少女風のロリータフェイスが受けた。そういう部分が受けたということもあってか、今だったらメイド服やゴスロリを真っ先に着せられそうなロリ媚態が求められた。谷口ともみとはそういうモデルであった。

 本写真集でも谷口ともみのロリータな魅力がある。が、大人である谷口ともみもまた、そこにはあった。そして、その大人の谷口ともみこそが実はどちらかといえば素に近い彼女ではないだろうか、そういう自然さがあった。つまり、ハニカミ王子がもはやハニカミ王子でなくなってしまったように、性的魅力を追い求められる被写体として場数・経験を積めば積むほど、必然的にロリータ的な魅力とは逆の方向の大人への階段を急速に上ることになるのに、世間・ファンからはそういうことをお構いなしにロリ媚態が求められる歪なメカニズムと、それでも客の要求を呑んでロリ媚態を演じてみせるそのプロ意識というか、プロの世界の厳しさが滲み出ているのである。求められているのが今の自分自身ではなくて、「幼い自分自身」であるという、女性にとって非常に痛烈な評価の世界を活躍したモデルのその凄みがある。

【写真】 メガトマトとメガたまご





 クリスマスイブなのにマクドナルドでメガを買ってきました。メガトマトとメガたまご。今回のメガはメガマックに比べてパテが一枚減っているものの、それぞれベーコンとトマトorタマゴが加えられた一品。トマトの方はかなり期待したのですが、パテのボリュームに圧倒されすぎてトマトのうまみが弱すぎたような気がします。もう1枚トマト追加できたらなあ……。でも、ボリューム満点。お腹すいてないととても2つは食べられないですね。それなのに店員さんはマニュアル通り「ご一緒にポテトもいかがですか?」と勧めてきました。殺す気ですか。

【映画】 『ナショナル・トレジャー』

ナショナル・トレジャー 特別版 ナショナル・トレジャー 特別版
ニコラス・ケイジ、ジョン・ボイド 他 (2006/07/07)
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
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「アメリカ独立宣言書」に隠された暗号、それは太古の昔より伝わって姿を消した“秘宝”を導く鍵だった。暗号の解読が進めば進むほど、新しい謎を呼び、最後まで目が離せない。スリルとアクションが満載のアドベンチャー大作。
 ニコラス・ケイジ主演のディズニー映画『ナショナル・トレジャー』を観た。ゲイツ一家に代々伝わってきた秘密結社フリーメーイソンに隠されたという秘宝伝説。しかし、アメリカ独立宣言書の裏にこそ秘宝の謎を解く重大な手がかりがあることを確信したゲイツ一族の末裔であるベン・ゲイツ(ニコラス・ケイジ)は、宝探し連中との間の仲間割れを経た後、元仲間の悪党達と競い合うようにアメリカ独立宣言白書を盗むことになり……。

 という宝探しアドベンチャー映画。かなり面白かった。ちょっと本格的な歴史の裏づけ要素を用いてのミステリー風の宝探しでムード満点。アクションを含めたスリル感も満点。セリフ回しがユーモア・機知に溢れていて展開の途中場面であっても退屈させない気配りがなされているのも嬉しい。ずっと画面に釘付けになれる映画だ。

 歴史オタというか如何にも頭だけというタイプの主人公役どころをニコラス・ケイジが見事に演じているし、この手の映画にお約束の美人のパートナーもグラマラスでバッチリ可愛い。最後にはお宝が見つかって男と女が結ばれてハッピーエンドになるのに象徴されるテンプレ的な娯楽映画ではあるが、きっちりと作りこまれており、安心して楽しめる良い映画だった。この壮大さ、完成度、まさに観て損はなし。しかし、悪役と主人公の関係性・顛末がちょっと煮え切らないところだけが残念ではあったかな。

【写真】 ブルボン プチ うす焼



 ブルボンプチシリーズのうす焼せんべいです。煎餅も美味しいです。でも、お徳感としてはホワイトチョコランドグシャなどの方が上かなあ……。

【本】 『生物・地学の要点整理』

生物・地学の要点整理 (1982年) 生物・地学の要点整理 (1982年)
(1982/03)
実務教育出版
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 上・中級公務員試験の問題傾向を徹底分析して頻出傾向にある分野から要点が整理されて記述されている。82年の本なので古いのは承知だが、一般教養として求められる理科のレベルの高さに驚かされる。つまり、あれは中・上級ではないのだろうが、例えば自分が何気なく接している市役所の受付の事務さんですら最低限このことが理解できているという前提なのが公務員の知的レベルなのであり、そして、公務員とはやはりそうであるべきなのだと思う。真面目で知的、公務員はそうであって欲しい。もっとも、如何に真面目で知的な人間性であっても安住にくつろぎ慣れると次第に腐敗してしまうというのは人間である以上どうしようもないのかもしれないが。

【写真】 ミルメークメロン



 ミルメークのメロン味です。メロン味ではあるのですが、ミルメークらしさがなくありきたりな感じでした。やはりミルメークはコーヒーでしょう。

【漫画】 『とっておき』 (みこくのほまれ)

とっておき (マンサンコミックス) とっておき (マンサンコミックス)
みこくのほまれ (2007/10/29)
実業之日本社
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まりあの夢に向かって第一歩』のみこくのほまれのエロ漫画。一応、今の時点で著者の最新のコミックスらしい。まりあの時から5年を経ているということもあってか、近年の萌えマーケットをリサーチしたかのようなよく言えば消費者の方に目が向けられ洗練された、悪く言えば媚びた作風になっている。基本的に1話完結の短編エロ漫画が1冊に編集されたものだから、「まりあ」と比べて、ストーリー性が弱い。限られた紙幅の中で著者があくまでもエロをメインにもってきた上での起承転結を心がけていることはヒシヒシと伝わってくるわけではあるのだが、一冊のコミックスに使いまわされたオチが見られるなど、全体的に雑さが感じられたのが残念。

【写真】 東ハト キャラメルコーン 練乳ミルク味



 やはり東ハトといったらこれ、キャラメルコーンでしょう。中田ヒデさんも大好きなキャラメルコーン。練乳ミルク味をゲットです。確かに練乳ミルク味です。クリーミーです。ただ、ちょっと甘さがしつこくて、大量にムシャムシャ食べるのはなかなか難しいです。何故かバターピーナッツが入っているのですが、これはちょっとミスマッチな気も……。

【漫画】 『まりあの夢に向かって第一歩』 (みこくのほまれ)

まりあの夢に向かって第1歩 まりあの夢に向かって第1歩
みこくの ほまれ (2002/09)
コアマガジン
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 皆さんはメロンブックスというエロ漫画&同人誌ショップを知っているだろうか。秋葉原にメロンブックスなるものが進出してしてきたのが2002年の8月31日。ゲームセンターのHeyだっけか、あそこの入っているビルの地下に店舗を構えた。マスコットキャラクターのめろんちゃんを見た僕は未だにデジコブームが続いているのかと誤解し、ゲーマーズのような総合オタクショップと勘違いして入店してしまう。しかし、僕の目に入ってきた光景は、一面に並ぶ、エロ、エロ、エロ……。一般漫画もあるにはあるが、占める割合はほんのわずかでそれは所詮カモフラージュの役割しか果たしていないように見えた。圧倒的な光景を前に幽遊白書の仙堂のように狂いゆく意識の中で、それでも、必死に平静さを保とうとし、ここはつまり一般ゲーが一般ゲーではなく一般ゲーを見ている人間はマイナーでエロゲーこそが一般ゲーである紙風船のようなところなんだとようやく理解した僕は、あまりにもけしからんと鼻息荒く憤慨し、そしてまたあまりの恥ずかしさ、言うなれば30過ぎた独身女性が「妙齢の女性にそんなことを聞くなんて」と言っちゃうような恥ずかしさに耐え切れず、店を出ようとした。

 出ようとしたが、折角入ったし、なんてことを考えたら、オープンしたてのウキウキの雰囲気に釣られてついつい買ってしまったのが当時出版されたばかりだった「まりあの夢に向かって第一歩」。みこくのほまれという著者のデビュー作らしいが、著者のことはよく知らない(というか知らなかった)。なんとなく絵が可愛らしいから買ってしまった。

 内容は、平凡な女子大生の女の子がまりあという名前でAV女優として活躍するというもので、自分の夢とか周りが喜んでくれるとかそういう理由でAVに出てしまう性に対して奔放な現代の女の子を等身大に描いたような作風。そういうわけかエロ漫画を読んでいて何故か複雑になってしまう。まあ、読んでいる自分も自分だけど。例えばふたりエッチの主人公の妹の可愛さとダメさのギャップに無性に腹立たしくなってしまうような感覚がある。そこらへんも含めてという事になるが、一冊まるまるこの「まりあ」というキャラクターについて描かれているのでそこそこキャラクターに奥行きが出てきており、ちょろっとドラマ性の味も楽しめるエロ漫画になっている。

【写真】 韓国海苔 キムチ味



 いやー、これはすごい。韓国といえば韓国海苔にキムチですが、韓国海苔のキムチ味がありました。韓国海苔特有のしっとりさのある上品なパリパリ感はそのままに、通常塩味である韓国海苔がキムチパウダーで強烈な味にされております。が、キムチ味はジャンクフード的なパンチ力のみが主張された平坦な味付けですね。塩味のようなマイルドなものの方が好みです……。

【映画】 『壊滅暴風圏 カテゴリー6』

壊滅暴風圏 カテゴリー6 壊滅暴風圏 カテゴリー6
トーマス・ギブソン、ランディ・クエイド 他 (2006/03/10)
日活
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全米を襲う異常気象の中、大規模な停電とともに迫り来る巨大ハリケーンが街を大混乱に陥れる。ディック・ローリイ監督。異常気象が続くアメリカのシカゴは連日猛暑で、電力不足による停電が頻発。地元電力会社と、そこから電力の供給を受ける公益企業の不手際が非難されていた。企業の責任者ミッチ(ギブソン)は改善に努めているものの、マスコミからの追及に困り果てる。そんな中、メキシコ湾で発生したハリケーンが北上し、同時にカナダで発生した巨大な低気圧が南下し始める。全米気象局のグッドマン(ブライアン・デネヒー)は、この2つがシカゴで合体すると予測。さらに何者かの手により送電網が被害を受け、シカゴは未曾有の大停電に見舞われる。
 2004年のアメリカ映画『壊滅暴風圏 カテゴリー6』を観た。異常気象・停電・ハリケーンに襲われるパニック映画で、切羽詰った状況・トラブルと並行的に進む人間ドラマを中心に描かれている。現実の大規模な災害であっても本作で観られるような同時多発的に起こるトラブルへの対処、あらゆる場所で様々な人間ドラマが起こるのだろう。本作でも一つ一つのドラマが相互に連関しつつもオムニバス・マルチサイト的に成立している。とはいえ、陳腐なドラマを中心にしすぎたせいで映画というよりもテレビドラマを観ているような感覚だった。未曾有の大危機の迫力をもっと前面に押し出してもよかったのではないか。迫力に欠ける作品だった。

 日本で云えば地震のような身近な災害というのがアメリカで云えばハリケーンなのかもしれない。ハリケーンへの奇妙な親近感・愛というものを本作からは感じた。

【写真】 なか卯の牛丼



 なか卯で牛丼を食べました。牛丼大盛490円+卵60円です。うーん、吉野家に比べるとボソボソ感が強くてジューシーさに欠けているような気がします。卵が一般的な牛丼チェーン店で提供されるものと比べて10円高い60円のその名も「こだわり卵」というだけあって、か、やたら食欲をそそるいい色合いだったのだけが良かったです。

 なか卯はやはり牛丼より親子丼ですね。

【本】 『memories 風野舞子2nd写真集』 (吉田裕之)

memories―風野舞子2nd写真集 memories―風野舞子2nd写真集
吉田 裕之 (2001/10)
英知出版
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 風野舞子も美月ゆいななんかと同じお菓子系で、更に自分と同じ世代で、ナイスバディと可愛い顔で下着姿を始めたとした性的興奮を煽る過激なショットを載せていたモデルさん。でも、美月ゆいなと同じくあまり好きになれなかったのは雰囲気に柔らかさが感じられなかったから。水咲れのとかはのりピーのような柔らかさ・可愛さがあって大好きだったのに、風野舞子は確かに美人すぎるほどに美人なんだけど、根本のところで昔モーニング娘。にいた福田明日香とかと同じような異性としての魅力の無さを自分の中で感じていた。

 Amazonの書評でデビュー当時の瑞々しさがなくなっているとあったが、でかクリームとかの時から活躍していたモデルさんなので、自分の若さと露出と周囲の目との葛藤がある中で頑張ってきたというそういう苦労があったのかもしれない。キツめの雰囲気を持つモデルさんだが、そういうところの部分で神経質なんじゃないかと、そういう想像をさせてくれる女性で、そこらへんは好きだった。結局AVの世界には行かなかったのか、なんて思いながら想像を膨らませていくと、今さら風野舞子の写真集を見て、そそられるところがある

【写真】 ノザキの肉すきやき



 缶の肉すきやきです。肉は馬肉ということで期待して食べたのですが、あまりにもタレが甘ったるすぎて肉がどうのこうのという以前でした……。肉の他には白滝・しいたけ・たけのこ・凍豆腐が入っていますが、ま、所詮は100円の缶詰クオリティです。つまみとしてならともかく、ごはんのオカズとしては無理です。

【漫画】 『スーパーマリオくん』 (沢田ユキオ)

スーパーマリオくん 1 (1) (てんとう虫コミックス) スーパーマリオくん 1 (1) (てんとう虫コミックス)
沢田 ユキオ (1991/07)
小学館
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 ブックオフで漫画コーナー通りかかったら『スーパーマリオくん』を見かけて、気づいたら立ち止まって手にとって読んでた。ちょうどコロコロを購読していた僕が小学生の頃に沢田ユキオの『スーパーマリオくん』は連載が始まった。今読み直してみるとあまりにもベタでアイロニーのまるでない幼稚なギャグに退屈してしまうが、当時はスーパーマリオのキャラクターが活躍しているというだけで楽しめた。スーパーファミコンのスーパーマリオワールドが発売された時に連載が始まった漫画なのだが、当時はまだスーパーファミコン自体を持っている子どもが僕の周りには少なくて、ヨッシーやカメックなどのキャラクターの良さ・魅力がわかるのは自分ぐらいというつまらない優越感もあったと思う。

【写真】 マ・マー からし明太子クリーム





 マ・マーのからし明太子クリームのパスタソースでスパゲッティを作りました。からし明太子はやはり美味しいです。たらこスパより美味しいです。キューピーの時と書いてる事が同じですが、美味しいからいいんです!

【本】 『Yuina 美月ゆいな写真集』 (安藤青太)

Yuina―美月ゆいな写真集 Yuina―美月ゆいな写真集
安藤 青太 (2001/02)
ワイレア出版
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 かつて多大な人気を誇ったクリームなどのお菓子系と呼ばれるブルセラ雑誌のモデルとして活躍していた女の子達の事をお菓子系アイドルなどと呼ぶ。要するに制服来てパンツ見せたり、ブルマーになったりして人気を集めた中高生含む女の子達のことだが、このお菓子系というのが90年代半ば頃から2000年代初めまで隆盛を誇っていた。僕なんかだと、相川みさお、升水美奈子、水咲れのあたりはありえないぐらい可愛いとは思った。日本はテポドン飛んで来てもそれはもう何も云えないと、日本はもうお終いだと、そう思うぐらい可愛い女の子がありえない姿だった。そんなクリーム人気にストップをかけたのが1999年の児童ポルノ法による未成年モデルのヌード禁止だった(らしい)。児ポ法により大打撃を受けたお菓子系雑誌は相次いで廃刊。お菓子系元祖のクリームも人気の凋落を止めることが出来なかった。ひどい話だ。誰だ、児童ポルノ法を制定した奴。誰だ、児童ポルノ法に賛成している奴(あ、俺か)。

 美月ゆいなはそんなお菓子系人気凋落の真っ只中である2000年頃にクリームに現れた。クリームがプッシュしていて、表紙と巻頭グラビアなども複数回飾っていたし、当時出版されたクリーム系アイドルのブルマー写真集『ブルーム』でも彼女が中心モデルだったように思う。この頃はもう他のモデルがパっとしていなかったというのもあるのだろうが、下着姿など割と過激なポーズを見せられてもどうしてもかつての水咲れのや升水美奈子などと比べるとケバくて瑞々しさが弱くイマイチ感があった。それでも何故か美月ゆいなが気になったのは自分と同世代だったから。

 自分と同世代の女の子が18を超えてからとはいえ、制服姿で下着を見せるというシーンに興奮もしたが、何か引っ掛かるものがあった。これは自分と同世代の広末涼子がテレビでどうこうして活躍しているとか松坂大輔という怪物が甲子園で活躍しているとかそういうものとはまるで違う、性という本能に吹きかけられるもの特有いやらしさがあって、もっと云うならば、ようやく、18を超えて自分と同世代の女子の性が堂々と搾取・利用されるという現実が突きつけられて、複雑だった。

 美月ゆいなはその後、大澤恵名義でAV女優になったらしい。ほんの一時の若い頃のみ通用する業界であり、年齢を経るにつれて、よりアダルトで過激でハードな路線を迫られ、自身を移行させていかないと仕事がなくなるという厳しさであるらしい。その最終点がAVであるわけだが、勿論、本質的にはそれを迫っているのは業界ではなく自分を含めた我々ファンであり消費者であるのは間違いない。だからといって、いい年こいた女性の制服パンツも見たくないというのもあるわけだが、一人、美月ゆいなだけは今でもいけるような気がする。横並びの平等による学校教育によるのかもしれないが、どうしても同世代という括り、狭い枠に自らハマっていきたくなり、そのノスタルジー的な思いと共に、お菓子系アイドルからAV女優に転身した、ある種典型的なブルセラモデルが行く道を辿った同世代の美月ゆいなという女性については、自分の中の罪悪感を軽くするためにも、受け入れなければ、と思う。

 自分は30好きた女は〜などといっているが、自分が30過ぎた時、同世代の30過ぎた女性だけは受け入れられるような気がする。

【写真】 スーパーハートチップル ニンニク味



 ハートチップルです。子どもの頃、床屋に行って調髪が終わるといつも店のおじさんとおばさんにサービスとしてカルピスウォーターとこのハートチップルを貰っていました。ほんのりと思い出の味です。スナックの可愛らしいハート型とニンニクの臭みと香辛料の利いた味のギャップがたまりませんね。彼女と一緒につまもうと袋開けたりするとまさにドッキドキですね。

【映画】 『スイミング・プール』

スイミング・プール 無修正版 スイミング・プール 無修正版
シャーロット・ランプリング、リュディヴィーヌ・サニエ 他 (2005/01/21)
東北新社
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『8人の女たち』のフランソワ・オゾン監督が、対照的なふたりの女の駆け引きを描いたサスペンスミステリー。作家のサラが執筆活動をしていた別荘にひとりの美女が訪ねる。最初は彼女を嫌っていたサラだが、次第にその不思議な魅力に取り付かれ…。
 フランス映画『スイミング・プール』を観た。非常に官能的なシーンの多い映画で、人気ミステリー作家の中年女性が執筆活動のために赴いた別荘で出会う不思議な美少女とのやりとりが描かれている。

 毎晩のように違う男を別荘に連れ込んで情事を楽しむ少女の素行の不良に神経質な主人公(中年女性作家)はイライラするが、それは少女の不良さだけではなく、少女自身の魅力そのものに対する嫉妬があった。ある日、主人公は少女についての小説を書こうと考え、少女の身の回りのアイテムを探り、想像を膨らませようとする。そのために少女の家族についての話も聞く事にする。そして判明する少女の不幸な家庭が少女の情緒不安定のキーとなり、やがて人殺しという大きな事件を巻き起こすことになる。主人公と少女は協力して死体を隠すが……。

 という風に初めのうちはただのエロ映画かと思うぐらいひたすらエロい展開が続くのだが、後半になっていきなりミステリーサスペンス風の展開になる。ただ、それはあくまでもオマケのように感じた。それらの出来事・事件、引いては少女との出会いに至るまで、実は全てが主人公の女性作家自身の想像の内容でしかなかったというような解釈ができるオチがつけられているからだ。

 少女の役の女の子が男達がメロメロになるのもわかるぐらい魅力的で、そんな少女がヌードになって過激な濡れ場を演じるシーンが幾度も存在するというのだからミステリー作品としてはいまいちだったが、官能作品としてはまずまずイケる。さすがフランス映画である。それにしても対照的に主人公の中年女性の魅力の無さよ、主人公もヌードになって必死に濡れ場を演じるが、嫉妬の表情と共に男として観ていてキツいものがある。やはり女性は若いうちに愛を掴んでおいて欲しい。というのは女性差別ですね。

【写真】 森永 ミルクココア カカオ2倍



 ココアはやっぱり森永です。この粉末のミルクココア大好き。近くのマツキヨで特売だったから買っちゃった。買って気づいたけど、カカオ2倍だった。カカオ2倍のココアは濃い目・苦めだし、マイルドさも弱くなっていてちょっと残念でした……。

【漫画】 『校内写生』 (遊人)

校内写生 (ミッシィコミックス) 校内写生 (ミッシィコミックス)
遊人 (2007/06)
宙出版
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 一般誌に掲載されるエロ漫画を描いてる人として有名な遊人先生の『校内写生』。遊人といえば『いけないルナ先生』など過激な性描写のある漫画が社会問題となった時にやはり槍玉に挙げられていた『ANGEL』という漫画を描いていたが、校内写生はそれより少し前になる80年代後半に描かれた漫画で、女子校生に焦点が当てられて繰り広げられるエッチな短編である。最近の『学園天国』までにも通ずるようなネタが使われていて遊人漫画を何度か読んでいれば御馴染みのネタが目に付き相変わらずだなと思うところがある。しかし、80年代後半といえば確かバブルで女子大生ブームの頃だったはず。にも関わらず、この頃から既に女子校生と制服コスチュームを絡めたシチュエーションにこだわり続けていた作者のその執念の凄さに惹きつけられる作品だ。

【写真】 ハウス GABAN ポテトチップス ジャーマンポテト味



 ハウスとギャバンの提携により製造されたポテチだそうです。スパイスがウリということだけあって、スパイシーな部分は唸らされるほどのものがあります。しかし、チップの面ではポテトチップというよりもコーンチップに近いような淡白な食感で、味もポテト本来のコクが感じられなかったのが残念です。

【漫画】 『4番サード』 (青山剛昌)

4番サード 4番サード
青山 剛昌 (1993/04)
小学館
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打撃不振に悩む、港南高校野球部の4番サード長島君が、どんな球でも打てる神様のバットを手に入れた。それ以来、港南高校は快進撃!!
 相変わらず名探偵コナンの人気が凄まじい青山剛昌の青春野球短編漫画『4番サード』を読んだ。

 ミスター巨人「長嶋茂雄」と一字違いの主人公「長島茂雄」はその名前だけで港南高校の4番サード背番号3を任されていた。しかし、結果がまるっきり出ない。主人公は猛練習を積むが、それでも結果が出ない……。そんなある日、彼は金を払うことでどんな球でも打てる神様のバットを手に入れる。主人公はアルバイトをして金を貯め、バットを用いることで活躍をし、港南高校を甲子園出場に導く。

 ガールフレンドの真弓の家が熱狂的な阪神ファンであることによる主人公との巨人・阪神のやりとりなんかは如何にも90年代前半という時代性が垣間見えて可笑しい。

 金を払うことで打たせてもらって勝つなんて少年漫画にしては何とも不健全な設定だが、そこらへんは最後の最後まできっちりと読んでもらいたい。少年漫画らしい健全な内容・結果に見事にまとめられているのである。青山剛昌、怪盗キッドの時も思ったが、さすがの短編漫画のうまさだ。