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【ゲーム】 『真・女神転生』

真・女神転生 真・女神転生
GAMEBOY ADVANCE (2003/03/28)
アトラス
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 アトラスの女神転生シリーズといえば敵として登場する悪魔を会話コミュニケーションで仲間(魔)にすることが出来るユニークなシステムを採用している人気RPGシリーズ。仲魔にした悪魔は合体して新たな悪魔にして強化していく要素も本作シリーズのウリの一つだ。

 しかし、なんといっても本作の特徴はドラクエ的な勧善懲悪、神が正しくて悪魔が悪いといった単純な二元論に堕しておらず、その複雑さが、それは中二病的なのかもしれないが、東京が潰滅するという終末的な世界観とマッチしているところだろう。属性軸としてはロウ(法と秩序)とカオス(混沌)の対立、ライト(善)とダーク(悪)の対立に分けられる。本編内のストーリーに沿えば、ロウ側の象徴がアメリカでありトールマン(トルーマンがモデル。本編内では東京にミサイルを落として潰滅させる)であり、天使や女神もロウ属性に入っている。カオス側の象徴にはゴトウ(三島由紀夫がモデル)がおり、鬼系などがカオス属性に入っている。ロウとカオスの対立する属性勢力が存在しており、プレイヤーはゲームを進めるうちに度々どちら側につくかを求められる。ロウ側につけばカオス側と戦うことになり、カオス側につけばロウ側と戦うことになる。本作の凄いところはここでどちらにもつかずに中立を貫くという行動を選択できるところだろう。どちらにもつかないで俺が正義だを叫べるのだ。ただし、中立を貫く場合、どちらとも仲良くするのではなく、どちらの勢力とも戦うという事になるのでかなり面倒になる(一番暴力的だな)。

 ところで、このシリーズって悪魔を仲間に出来るのはいいんだけど、戦闘こなしても悪魔が成長しないのが個人的にはイマイチ。育成要素がある方が僕は好き。レベル1ケタのピクシーを育てたいじゃない。というのは僕だけか? 合体も戦闘も序盤はサクサク進むのだが、後半は相手の特性などをしっかり考えなければいけないのでかなりテンポが落ちるのも辛い。そこらへんの面倒くささと一筋縄でいかない敵の存在も本作がRPGとして高く評価されているところなのだろうけど。
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