【映画】 『ドラゴンボール 魔神城のねむり姫』
![]() | 劇場版ドラゴンボール魔人城のねむり姫 鳥山 明 (2005/07) 集英社 この商品の詳細を見る |
亀仙人に弟子入りして稽古をつけて貰おうと、はるばるカメハウスまでやって来た悟空。同じ日、坊主頭の少年クリリンも弟子入りを目的にカメハウスまでやってくる。亀仙人は双方に弟子入りするための条件として、西の果てにある魔神城で数千年間眠り続けているという美女「ねむり姫」を連れてくることを提示する。早速自分が弟子入りを果たそうと、競い合いながら魔神城へ向かう2人。ドラゴンボール劇場版第2作。1987年公開。
その後久々に悟空に会いに来たブルマたちは、「スケベなお使い」を隠したい亀仙人から、悟空の行き先は遊園地だと伝えられる。一行は事実を知らないまま、遊園地があると聞かされた魔神城の方角へ悟空を追っていくのであった。
そしてその頃、謎の金髪女性ランチも、ねむり姫のことを知り魔神城へと向かっていた。
前作と同じく初期のドラゴンボールのストーリーを大まかになぞりながらオリジナル要素を含めてリメイクしてある。話的には映画第1作の『神龍の伝説』の純粋な続編に仕上げられている。悟空が亀仙人の元へ修行のためにやってくるところから始まり、修行を受けるために悟空とクリリンがピチピチギャルを連れてくるという亀仙人の指令から、劇場版オリジナル要素のねむり姫の伝説に巧みに繋げられている。
悟空とクリリンの他にもブルマとヤムチャ、プーアルとウーロン、そしてランチも登場して重要な役割を担っており、この頃の悟空周辺の主要なキャラクターが全員登場する豪華な内容になっているのがファンには嬉しい。この頃のクリリンは悟空をだし抜こうとしてイヤなキャラクターになっているが、そのクリリンの嫌味さとそれを気にも留めずに無邪気に振舞う悟空のコンビがコメディ要素の多さと相俟って非常に愉快なものになっているのも面白い。
前作ではフォローできなかった悟空が満月を見て大猿化するところも本作において原作でピラフに囚われたシーンをリスペクトするような格好で絶妙にフォローされている。ランチのキャラクターを活かした活躍もうまく描けており、ファンにはたまらない2次創作的な傑作になっている。やっぱりドラゴンボールは面白いなあ。
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