【映画】 『ドラゴンボールZ この世で一番強いヤツ』
![]() | ドラゴンボールZ〜この世で一番強いヤツ〜【劇場版】 野沢雅子、古川登志夫 他 (1996/11/21) 東映ビデオ この商品の詳細を見る |
50年の時を経て、永久氷壁から神龍の力で蘇った悪の天才科学者Dr.ウィローは、世界最強の肉体を求めて亀仙人を狙う。秘密の要塞を見たために、凶悪なバイオ戦士に襲われる悟飯とウーロンの危機に駆けつけた悟空たちの前に立ちふさがったのは、Dr.ウィローに洗脳されたピッコロだった。悟空とピッコロの戦いを静観するウィローは、その戦闘力の高さを瞬時に見抜き悟空の体を欲するようになっていた。劇場版ドラゴンボール第5作。1990年公開。
作中の時間は前作よりも後で、孫悟空が界王拳(3倍程度まで)と元気玉を修得している上にピッコロと孫悟飯の間に絆が存在しているのでナッパとベジータ戦の前後が舞台になっていると思われるが、そうであるならば登場キャラクターの生死の状態や肉体の負傷の問題を考慮した時に、本作のように孫悟空とピッコロやクリリンなどのZ戦士が一堂に会するというのは明らかにおかしい。そういうツッコミは野暮なのかもしれないが、それでもどうやっても明らかに原作と繋がらない、延長線上として捉えられないパラレルワールドな作品の構成の仕方にドラゴンボールのファンだからこそ違和感を覚えた。
それでもドラゴンボールZ。大人になった孫悟空が劇場版クオリティで格好よい闘いを繰り広げてくれて熱い。亀仙人が本格的に戦闘シーンに参加しているのも非常に珍しくてファンにはたまらない要素だ。なお、本作よりピッコロもヤムチャやクリリンなどと同属的な地位のヘタレキャラクターへと転落していく。劇場版のピッコロは良い場面で登場するし、登場シーン自体も格好よいのに所詮かませ犬にしかなっていないので道化にしか映らないのだ。孫悟空とピッコロが地球最強のコンビだというのももはや今は昔の話か。
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