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【映画】 『13日の金曜日 PART6』


(2007/08/24)
トム・マシューズ、ジェニファー・クック 他

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前作の殺人事件から数年後、未だにジェイソンの悪夢に苛まされ、病院を転々としていたトミーはある日、友人のバズと共に精神病院を脱走。『フォレストグリーン』へと名を変えたクリスタルレイクへと戻り、ジェイソンの埋まっている墓に訪れる。
悪夢と完全に決別すべく、トミーはジェイソンの遺体を掘り起こし、火葬にしようと考えていた。半ばミイラに近い状態となっているジェイソンの死体が入った棺桶を開けるトミーは、ジェイソンを火葬すべく、ガソリンに手を掛けようとするが、突如落雷が起こり、ジェイソンに刺さった鉄の柵が避雷針となって、ジェイソンの全身に大量の高圧電流が流れる。なんと、ジェイソンは生き返ってしまい、次々と周囲にいる人間を殺害し始める。
『13日の金曜日 PART6』はガッカリな出来だった。どうなっているんだよ、13日の金曜日!

 前作PART5を踏まえれば、本作ではトミーが第2(第3、第4?)のジェイソンになるという真の意味での新たな展開になっていてもおかしくなかった筈。というか、そうでなければ話が繋がらないだろう。期待だってあった。それなのに、本作では墓に埋葬されているジェイソンが復活するという陳腐なシナリオに回帰してしまっている。復活し、再び殺戮を繰り返していくジェイソンに対して、トミーがヒーロー的なポジションで戦いを挑むという内容だ。

 復活したジェイソンは凄まじい怪力で、相手の腕を素手で簡単にもぎ取ってしまう程。その事のみが原因ではないだろうが、スプラッタームービーとしての尖がった怖さというよりもモンスター映画のような図太くて荒々しい怖さが目立った作品だった。個人的にはかなり残念な作品だ。トミーという前作・前々作から主人公的ポジションを担っているキャラクターを追いきれておらず、魅力を引き出せていないところもイマイチ感に拍車をかける。
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