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【アニメ】 『頭文字D Second Stage』

頭文字[イニシャル]D Second Stage vol.1 頭文字[イニシャル]D Second Stage vol.1
三木眞一郎、岩田光央 他 (2000/10/25)
エイベックス・トラックス
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 頭文字Dのアニメシリーズ第2期である「Second Stage」の拓海のあまりのキレッぷりに男を見た。

 Second Stageは全13話構成であり、第1期の26話構成と比べて半分の話数になっている。そのボリューム内で、主人公的活躍を見せるポジションに拓海だけでなく高橋兄弟が加わっていて、拓海のバトルオンリーで拓海のバトル満載であった前シリーズに比べて、幽遊白書的な複数主人公が活躍する作品になった。

 拓海においては、本シリーズで須藤京一とのバトルに負け、それまで不敗を誇っていた自身の戦績に瑕をつけることになるが、そのことにより車のパワーアップ(新マシン)というメカ物アニメに王道な道筋を辿り、見事に復活を果たす。

 しかし、拓海についてのドラマで特筆すべきはそんなメカ物王道のシナリオではなく、茂木なつきとの関係だろう。本シリーズではとうとう拓海に茂木なつきが援助交際していることがバレてしまうのだ。そこで、拓海は当然のことながらショックを受けるわけだが、ウジウジ悩むのではなく、ブチ切れるのだ。拓海と茂木なつきのギクシャクした関係の中で拓海が茂木なつきに「ベンツの彼氏と仲良くすれば」と吐き捨てるのだ。僕だったら言えないかもね。あんなに仲良かった女の子に対して、逆に仲が良かったから言えるのかも知れないが、僕だったらあまりのショックであってもその中であえて必死で気を遣って、相手に悟られないように関係の自然消滅を目指してしまうかもしれない。そんな僕だからか、拓海の毅然とした態度に日本の純文学とかにありがちなナイーブな「僕」とは違う、一人の立派な男を見た。

 CGを用いたレースシーンは相変わらず見応えがある。車の動きが滑らかで見入ってしまう。ユーロビートの音楽も相変わらず良い選曲で作品にマッチしている。キャラクターのデザインが少し劇画的に垢抜けた気がした。コミックの方を読んでないので何ともいえないが、アニメ第1期の時のような如何にもしげの秀一という風なアクの強い画風が弱くなっているかな。洗練されたということなのかもしれないけれど。
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