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【映画】 『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』

踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ! 踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
織田裕二、柳葉敏郎 他 (2004/06/02)
ポニーキャニオン
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 踊る大捜査線の映画2作目。基本的な作りはテレビシリーズのユーモラスなノリを受け継いだ刑事ドラマで、前作映画と同じく、主人公の青島(織田裕二)らが同時多発的に発生する数々の事件をそれぞれ追いながら、またもや硬直した警察組織の壁にぶち当たり歯痒い思いに囚われるというもの。

 前作映画が、ネットを利用した猟奇殺人や少年による愉快犯的な誘拐事件など世相を反映して見せた様に、本作においても、緊急事態においてレンボーブリッジを封鎖しようとしても様々なところに許可をとらなければ実行できないという対テロを含む日本の危機管理面における脆弱さを指摘していたり、警察捜査における市民の盗聴・盗撮行為を表現していたりしている。

 重要なテーマである現場対会議室という硬直した組織内部のやり取りと社会正義を標榜する警察組織のあり方については御馴染みの切り口でありながら、メイン事件に出てくる犯人達、彼らは会社をリストラされたことにより、組織に縛られず、誰の命令を受けずに各個人の自由意思で結びつきながら動くというインターネット的なフラットに構築されたネットワーク組織との対比、軍隊のような縦割りの警察組織とフラットなネット組織との対比を警察組織に好意的に描いている。つまり、本作は今まで現場中心で上層部を批判してきていたが、それは決してアナーキズムに基づくもの、チャチな自由原理に基づくものではなく、あくまでも市民のための「正義」を実現するためのより良い組織改造への提案であるということを示したことにより、新味を出すことに成功しているのは良かった。

 とはいえ、全体の流れとしては同時多発的に起こる事件が、それぞれ単発的過ぎてあっさり気味であり、前作は相互に事件同士が密接とは云わないまでも、何らかの関わり合いを持たせてドラマチックに仕上げることに成功しているのとは対照的だった。ある意味ではリアリティのあるサバサバ感ではあるが、結果的にメインの事件以外はボリューム的に余計に映ってしまい、冗長さを感じてしまった。そうしたことから作品としてのキレ味に弱く、娯楽性は前作より劣る。
正直なハナシ、これは毎週火曜日午後9時から放送してた
連続ドラマ時が一番面白かったかも・・・。

話も1話完結、毎週、意外な方がゲストで出演して
(犯人役やら目撃者やら)テンポのよさは群を抜いてますが
映画だと間延びしてましたね。
2007/10/14(日) 21:30:59 | URL | いくちゃん #-[ 編集]
>>いくちゃんさん

そうですね、確かに踊る〜はドラマの頃が一番面白かったです。
ドラマの最後の方でもそうでしたし、映画もお決まりですが、誰かが刺されたり撃たれるというデジャヴなシーンがあざといほどにシリアスに描かれるのでちょっと観ていて辛かったです。
2007/10/14(日) 22:53:09 | URL | コウイチ #-[ 編集]
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