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【映画】 『遠い空の向こうに』

遠い空の向こうに 遠い空の向こうに
ジェイク・ギレンホール、クリス・クーパー 他 (2002/04/19)
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
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1957年、ソ連による初の人工衛星を目撃したアメリカの高校生。自分の手でロケットを飛ばす夢を抱いた彼は仲間とともに独学でロケット製作に打ち込むが、そんな息子を快く思わない父と激しく対立する。ジョー・ジョンストン監督。
 1999年のアメリカ映画『遠い空の向こうに』を観た。NASAに勤務するホーマー・ヒッカムの自伝を原作に撮影されたという本作は1957年、ソ連による初の人工衛星を目撃した炭鉱町の高校生がロケット・宇宙に夢を抱き、仲間らと共に「ロケットボーイズ」としてロケット製作に打ち込んでいくという話。

 時代遅れになっていく炭鉱とそれにより焦りを見せる封建的な組織。その時代の変化の中で見つけたロケットという光に邁進していく少年らの姿が眩しい。まさに青春だ。少年は父親の反対などの障害にも屈せずに、夢の道を自分と自分に協力してくれる仲間達と共に邁進していく。しかし、やがて挫折が訪れる。父親が炭鉱で負傷し、誰かが炭鉱で働かなければ生活していけなくなったのだ。少年は家のために学校を辞めて働くことを決意するが、夢を忘れられない。やがて、仕事を放ってロケット製作に打ち込み出す。父親に再び叱られるが、それでもなんとか製作を完成したロケットで科学の賞を貰うと、大学への奨学金と家族の絆の再構築のチャンスを得るというハッピーエンド。

 実話を基にしているらしいが、如何にもというリアルさに涙ぐみそうになった。それはドラマが脚色されているとかいないとか、という問題ではなく、例えば同じようなパターンのフラガールとはまるで違う人間臭さが出せていて、それによりドラマが嘘っぽくない。主人公の少年が初め、家のために炭鉱で働くことを決意するが、どうしても自分の夢を忘れられずに、仕事を投げ出すという描写にすごく共感できるのだ。フラガールのような透き通った真っ直ぐさとは違う、歪んだ自己中心的な人間性にたまらなく共感してしまう。そうなのだ、僕もそうなのだが、いつも何かを選択する際、真っ先に周りの人の事を考える。他の人は違う、ような気がする。自分の欲求をストレートに押し出せているような気がする。そうして、徐々に他人との折り合いを見出すのが、うまいコミュニケーションなのかもしれないが、僕の場合は、真っ先に他の人の望みに配慮してしまうから、いつも後々になって悔やむ。初め、極度に遠慮した態度を表明しておいて、徐々に自分の本音の部分が剥き出されて、これはなんか違う、となってしまう。だから、気づいた時には既に他の人とどうしても折り合いがうまくつけられない状況に陥っており、自分の本当の希望のためには一旦リセットするしかありえない。その、一見・当初、真面目で謙譲なのが、後々になってすさまじいほどの自己中心的な行動をとるというパターンに涙が出るほど共感してしまう。それとして、ドラマとして良くあるパターンと思うかもしれないが、ほとんどのドラマでは他の人の助けやアドバイスによって言い訳を作っておいて、本当に進みたかった道に行くものだが、本作のドラマではあくまでも「自分」の選択なのだ。仕事を放ったのも、仕事という責任を放ってロケットという夢に走り出してのも、誰かに云われたから、誰かにアドバイスされたから、ではなく、全て自分で、自己中心的に決めている。そこがたまらない。
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遠い空の向こうに『遠い空の向こうに』 (''October Sky'') は、1999年アメリカ映画。ストーリー1957年10月ソビエト連邦|ソ連から打ち上げられた人類初の人工衛星を見たアメリカ合衆国、ウエスト・ヴァージニアの小さな炭坑の町の高校生4人が、ロケット作
2007/10/20(土) 10:29:57 | あゆみの部屋