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【映画】 『ヘンリー〜ある連続殺人鬼の記録〜』

PORTRAIT OF A SERIAL KILLER PORTRAIT OF A SERIAL KILLER
マイケル・ルーカー (1992/09/18)
ポニーキャニオン
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 1980年代のアメリカ映画『ヘンリー ある連続殺人鬼の記録』を観た。実在したヘンリー・リー・ルーカスという人物に焦点を合わせた映画。ヘンリー・リー・ルーカスは300人以上の女性を殺したとされる殺人鬼。

 彼は幼い頃から売春婦であった母親に虐待されており、母親の客との性交を見ることを強要されたこともしばしばあったという。それにより女性とセックスに激しい憎悪を抱くことになった彼は罪を重ね、出所と服役を繰り返すことになるが、恋人が出来ることで真面目に働いて彼女と共に生きようと決意する。しかし、母親が彼の前に現れ、罵倒したことで恋人が離れていく。とうとう母の悪罵に耐えかねた彼は、母親の喉をナイフで切り裂いて殺してしまう。

 彼はその後、釈放されることになり、殺人を繰り返すようになる。本作ではその部分が描かれている。作品ではヘンリーという人間の日常が淡々と描かれる。殺人行為を犯すものの、彼の異常性、彼の異常性は我々のありふれた日常とのごくわずかな違和、ズレのようにしか感じられなかった。しかし、彼が自分の生い立ちの悲惨さを語るように、凄まじい過去・想いを背負っていることに間違いはないわけで、そのあたりの「重さ」がなかったのが残念だった。ごく普通の人が実は……という隣人に対する警鐘を鳴らす描き方だった。しかし、それだけ自然であったからこそ、300人以上の女性を殺すという行為に及べたとも云える。釈放後に出会った自分に好意を寄せる女とのやりとりもエンタメにありがちなドラマとして大きく盛り上げるようなことはせずに淡々としていた、その淡々としたドラマこそが実は彼の不気味さを一番表現していたのかもしれない。

 ちなみに、それだけ凶悪とされる殺人鬼の記録であるが、作中に特別グロテスクなシーンはなく、映像的には割とソフトであった。
 年明けそうそう、縁起でもない話で申し訳ないですが、このヘンリ氏の話って実話ですか?

 西暦何年ごろの話なのかなぁ。

 いや、ソ連のチカチーロ(?)とかいう男の50人以上殺害が世界最悪だ、と聞いた事があったから。

 50人でも驚くのに、300人ってのはスゴイ。どうして捕まらなかったんでしょうか。
2008/01/02(水) 11:13:03 | URL | kei #-[ 編集]
>>keiさん

ヘンリーという人間自体は実在したらしいです。300人以上は確証がないらしいが、大体そのぐらい殺しただろうとされているようです。ちなみに本人は数千単位で殺したと言っているとか。
1960年代とか70年代とかそのあたりだと思われます。
2008/01/02(水) 23:07:04 | URL | コウイチ #-[ 編集]
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