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【本】 『MAZE☆爆熱時空』 (あかほりさとる)

MAZE(メイズ) 爆熱時空〈1〉完全無欠の最強カップル MAZE(メイズ) 爆熱時空〈1〉完全無欠の最強カップル
あかほり さとる (1993/07)
角川書店
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悪夢にうなされ、目を覚ますと少女は見知らぬ異世界に飛ばされていた。さらに彼女は「メイズ」という自分の名前以外の記憶を失っていた。 そこへジャイナ聖教団に追われて飛び込んできた王女ミル。 戦いが嫌いなメイズであったがどうにかミルを追っ手から救う事に成功する。すっかりミルに懐かれてしまい、メイズはそのまま成り行きで ドゥルガーという、聖甲機(ロムアーマー)に乗って、ジャイナ聖教団と戦う羽目になってしまう。 さらにメイズは、どういうわけか夜になると女好きで乱暴な男に変身してしまうという超特異体質。 かくしてメイズ達は仲間達と共に自分の正体を知るため、異世界の平和を守るために旅に出る。
 あかほりさとるのライトノベル。昔、アニメで観たので本をちょろっと読んでみた。あかほりさとるらしいバカバカしくて明るくてエロっぽいロボット熱血作品。

 ポイントになっているのが昼は女で夜は男になる性の変化という特徴を主人公が持つことと、主人公の旅のパートナーであるミルという少女が両性具有という特徴を持つということ。共に性的に非常に目立った特徴がある。が、それが思想・哲学的なテーマにはなっておらず、あくまでもエンターテイメント然として作られていることに感心した。そこに意味を見出すの重要なポイントなのではなくて、そこも含めて全てが楽しむためのきっかけでしかない。高橋留美子のらんま2分の1なんかもそういうところがあったけど、今になって少しハっとさせられる。いつの間にか物語の細かいポイントに何か意味を見出そうとする姿勢が定着してしまったけれども、そういう部分を一旦透明にさせられた気がする。とはいえ、それが良かったのかは分からない。あかほりさとるの小説を読むとそこらへんでやきもきさせられる。
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