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【映画】 『ゲゲゲの鬼太郎』

ゲゲゲの鬼太郎 スタンダード・エディション ゲゲゲの鬼太郎 スタンダード・エディション
ウエンツ瑛士.井上真央 (2007/10/26)
ポニーキャニオン
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茶谷建設が強引に建設を進めるレジャーランド計画によって立ち退きを迫られている近くの団地では、妖怪が出現して転居を拒む住民を脅かしていた。それは茶谷建設に雇われて強引な住民対策を行っていたねずみ男が手引きをしていたのだった。団地に住む少年・三浦健太は鬼太郎に手紙を出して助けを求める。

鬼太郎に悪事を悟られたねずみ男は退散するが、その帰り道、彼は廃墟の稲荷社殿の地下で光り輝く謎の石を見つけ、宝石と思い質屋に売ってしまった。だがその石こそ、邪悪な妖怪や人間の怨念が凝縮された「妖怪石」だった。 さらには質屋が目を離したすきに、たまたま店を訪れていた健太の父が、石の魔力に拐かされて石を盗んでしまった。石を管理していた妖狐一族の空狐は怒り狂い、配下の野狐を従えて石の在処を追う。だが空狐の本心は、これを機に石の力を使って人間を支配しようという魂胆だった。

やがて健太の父は、質屋から石を盗んだ罪で逮捕されてしまうが、その直前に健太に「この石のことは誰にも言ってはならない」と言い残して石を預けていた。健太は健気にそのいいつけを守り、鬼太郎や姉の実花にも口を閉ざしていた。

一方空狐は、三浦姉弟が石を持っていることを見抜き、彼らに接近するも鬼太郎によって退けられる。復讐に燃える空狐は妖怪ポリスに「石を盗んだのは鬼太郎」と誣告し、鬼太郎を冤罪で逮捕させてしまった。さらには証人として出廷したねずみ男が、裏切って鬼太郎を犯人と証言してしまったため、鬼太郎は釜茹で500年の有罪になってしまう。

鬼太郎は目玉おやじと砂かけ婆の助けで脱出できたが、彼らが身代わりになってしまう。タイムリミットは満月の夜。それまでに妖怪石を持ってこなければ二人は釜茹でにされてしまう。鬼太郎は健太の願い、晴彦に会いたいと聞いて、子泣き爺と輪入道の助けを借り、黄泉の世界へ向かうことになる。だが、汽車に空狐が立ちはだかり、鬼太郎に最後の戦いを挑むが、突然現れた天狐から子狐にされる。鬼太郎たちは黄泉の世界に着き、実花と健太は晴彦に再会するのだった。

晴彦は健太の強い想いで生き返ることに成功する。鬼太郎は妖怪石を回収し一反木綿に乗り、法廷にぎりぎり間に合った。数日後、モノワスレは実花と健太の鬼太郎との記憶をすべて消し去った。

一方、もとの生活に戻った鬼太郎たちは墓の下倶楽部で踊り続けたのだった。そのころねずみ男は見上げ入道と百々爺に脅されていたが、鬼太郎は助けに来なかった。
 実写映画の『ゲゲゲの鬼太郎』を観た。鬼太郎役にウエンツ瑛士、猫娘役に田中麗奈、ねずみ男役に大泉洋、子泣き爺に間寛平、砂かけ婆に室井滋という主要キャストに不安を覚えつつ観た。

 が、観て、主要キャストは案外と嵌っていたように僕の目には映った。ゲゲゲの鬼太郎らしさを出せているというよりはゲゲゲの鬼太郎を実写化したらこんなもんかなあという程度で、それがこの作品を象徴しており、ストーリーも映像・演出も陳腐なファミリー向け娯楽邦画でしかなかったが、ゲゲゲの鬼太郎という作品を本作以上にどう実写化してほしいのか、という点で自分の中で曖昧だったし、それでもあえて云えば、もう少しホラー色・おどろどろしさを強くして欲しかったが、まあ、恋愛でありファミリーの絆であり正義は勝つであるという明るい要素でまとめた本作が興行的には妥当なのだと思う。

 ちなみに、ネット上では猫娘の田中麗奈に対する評判が良いらしいが、個人的にはねずみ男の大泉洋を推したい。
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