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【本】 『卒業2』 (塚本裕美子)

卒業〈2〉春・絶対ブルー 卒業〈2〉春・絶対ブルー
塚本 裕美子 (1994/03)
角川書店
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 大胆不敵なジェネレーション、暗中模索シミュレーション、青息吐息グラデュエーション、卒業させてよヨロシク!

 卒業2というシミュレーションゲームが昔にあって、主人公が5人ぐらいの女子校生のクラスの担任となって生徒の学校生活や時にはプライベートに自由に介入し、どういう教育・指導・接し方をするかで生徒それぞれが変化をしていくという教師の横暴極まりないデザインなのだけど、これが、なかなか面白かった。キャラクターとかシナリオはそうでもないのだが、育成要素が割と面白かったのとそれに関わる難易度に手ごわいところがあって、難易度により醸される「聞き分けの無さ」がゲームの雰囲気とマッチしていたように思う。

 本書はそのゲーム作品のノベライズ版。無難に書かれているが、「ちょっと」を「一寸」と漢字表記しているところに少し戸惑った。僕が現代っ子だからなのかなあ。
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