【映画】 『エルム街の悪夢2 フレディの復讐』
![]() | エルム街の悪夢2 フレディの復讐 スペシャル・エディション (2004/03/26) ロバート・イングランド、マーク・パットン 他 商品詳細を見る |
スクール・バスが突然暴走し、運転手が鋼鉄の爪を持った男に変身、恐怖の爪はジェシー(マーク・パットン)の頭上に--。ベッドから飛び起きたジェシーは、なぜ毎日こんな悪夢ばかり見るのかわからなかった。新しい家に引っ越してきて以来、毎日のように見る悪夢。そんなある日、彼は押入れの中からかつてこの家に住んでいたナンシーの日記を発見した。そしてナンシーを襲った殺人鬼フレデイ(ロバート・イングランド)の恐怖。日記を読み進むうちにジェシーは自分もナンシーと同じ世界に引き込まれているのでは、と考えるが、恋人のリサ(キム・マイヤーズ)と悪友グラディ(ロバート・ラスラー)以外は誰も相手にしてくれなかった。ジェシーとグラディは学校のクラブ活動では落ちこぼれで、陰険なコーチのシュナイダーにいつもいじめられていた。気晴らしにパブに出かけたジェシーだったが、そこをコーチに見つかり、こらしめのため学校のロッカールームに連れ込まれてしまう。だが、中に入ると突然、シュナイダーをフレディが襲った。やがて、コーチの惨殺死体の前で、フレディの鋼鉄の爪は次第にジェシーの右手に同化していった。困惑したジェシーは助けを求めてグラディの部屋に行くが、部屋に入るやいなやまたもジェシーの体に異変が起きた。フレディが彼の体の中から飛び出してきたのだ。グラディも襲われ、町は恐怖のどん底へ。しかし、変身したジェシーの前に彼を愛するリサが立ち、ジェシーの心を呼び戻そうと決死の説得をする。そしてついにリサの愛の力が勝ち、ジェシーは元の姿に戻ることができた。エルム街の悪夢シリーズ第2作。前作の主人公ナンシーが住んでいた家に越してきた一家の長男・ジェシーが主人公として描かれる。ビジュアル的には美青年だが、ごく平凡な青年が主人公。今回はお約束のように悪夢にうなされながらも、夢の中で単に殺されるのではなく、徐々に自分の意識と身体をフレディに乗っ取られていという展開になっている。序盤、中盤ではフレディの力による殺人がほとんど起きない。ジェシーの苦悩だけという筋書きなので、そのあたりのスプラッター的な恐怖が弱く、退屈でテンポも悪い。若い男女が集う場が舞台のホラーといえばイチャつき・濡れ場がお約束だが、本作では何故かやたらと男のヌードばかりだ。それを嗜好する人にはもしかしたらたまらないのかもしれないが……。前作からの話の繋がりも細かい部分で矛盾や疑問点があるが、恐怖の拡大・増大こそがフレディのパワーの源であるという設定は変わらず、フレディに乗っ取られたジェシーがガールフレンドの愛によって悪夢から脱する。
(goo映画 http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD1184/story.html)
結果的に退屈な作品になっているのは残念だが、シリーズ2作目にしてパターンの踏襲を許さずに新機軸を打ち出そうとしているところをどう評価するか。一応、フレディの新たな力、新たな魅力が生み出されている。
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