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【映画】 『悪いことしましョ!』

悪いことしましョ! (特別編) (ベストヒット・セレクション)悪いことしましョ! (特別編) (ベストヒット・セレクション)
(2007/11/21)
ブレンダン・フレイザー

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コールセンターに勤めるエリオット(ブレンダン・フレイザー)は、何をやっても空回りして同僚からも煩がられる存在。ある日仕事仲間のアリソン(フランセス・オコナー)に勇気を出して声を掛けても軽くあしらわれてしまう。エリオットが「神様、何でもします… 彼女が僕のモノになるなら…」とつぶやくと、一人の美女エリザベス・ハーレイが突然現れてこう言う。「私は悪魔よ、どう?契約しない?」

『7つの願いをかなえてあげるわ。ただし魂をくれるなら、ね』
見所は願いごと事に変わるキャストそれぞれのキャラクター。特に主役のブレンダン・フレイザーの変身ぶりは「カメレオン俳優の面目躍如」と言える。繰り返し観ても楽しめる作品。

(Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/悪いことしましョ!
 2000年のアメリカ映画『悪いことしましョ!』を観た。1967年のイギリスの同名映画のリメイクらしい。主演はブレンダン・フレイザー。ジャングル・ジョージとかハムナプトラの人。

 元気はいいがその元気が空回りし、周囲から疎遠にされて孤独に苛まされる男がひょんなことから出会った悪魔と契約し、意中の女性を中心とした人生の幸福を手に入れようとするコメディ映画。悪魔の力で叶うのは異次元的な世界にトリップして別人物に成り代わるような感じで、例えば富と権力が欲しいと願えばコロンビアの麻薬王になるし、男らしさと屈強な体が欲しいと願えばバスケットのスタープレイヤー、知的にしてもらいたいと願えば人気作家になる。しかし、バスケットプレイヤーであれば短小のペニス、人気作家であればゲイなどの問題点が付き纏い、主人公の思惑通りにはなかなかならない。遂にはアメリカ大統領になることを望むが、暗殺される直前のリンカーンにされてしまうなど踏んだり蹴ったり。その過程で、主人公が結局は自分のことは自分の力で変えるしかないと悟る。

 話の筋としてはありきたりだが、ブレンダン・フレイザーの七変化的な立ち回りが見事で面白い。コロンビアの麻薬王や長身のバスケットプレイヤーなど、本当に同一人物かと疑うほどに特殊メイクで別人物に化けている。化けているのは見た目だけではなく、バスケットのプレイヤーでもコロンビアの麻薬王でもセンチメンタルな青年でもインテリ作家でも、同一人物のキャラクターがそれぞれ別個として立っている程に強烈に演じ分けている。その素晴らしい演技が本作の何よりの見どころだろう。
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