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【漫画】 『タッチ』 (あだち充)

タッチ (1) タッチ (1)
あだち 充 (1999/04)
小学館
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 初めてタッチに触れたのは小学生の頃にテレビアニメで見て、だった。野球漫画にしては泥臭くなく、恋愛要素が淡く、友達以上恋人未満の幼馴染という関係を達也と南のサッパリした性格が子どもながらに物語をスッキリと捉えさせてくれて楽しむことができた作品だった。

 アニメを好きになってからコミックスにも触れるようになって、タッチの世界にはまっていった。これ以後、あだち充の作品にはいくつか触れたが、今であだち充の作品で一番好きなのはタッチである。作品の底流にある80年代テイストが見事にキャラクターの性格とマッチしている。後に描かれるタッチと同じ野球漫画の『H2』は、僕は好きな作品であるのだが、90年代の作品ということでタッチに比べて恋愛色がより濃く、また洗練されており、その一方でキャラクターはタッチのような80年代テイストを引きずっていて、ややアンバランスな感じだった。

 タッチで一番好きなキャラクターは勢南の西村で、個人的には甲子園をかけた予選決勝は新田と上杉よりも西村と上杉でやって欲しかったと思っていたぐらいだ。あの如何にも悪役な顔と性格なんだけど、どこか憎めない人柄と、小さい頃からずっとカーブを投げてきて、最後の最後でヒジに無理がたたるという、あの悲運さがよかった。上杉達也のように高校に入ってから野球を始めて甲子園で優勝しちゃうというようなタイプではないのである。新田のように不良から野球に転身して甲子園で活躍しちゃうタイプではないのである。

 とはいえ、あの、キャラクターの顔つきで善か悪かわかる、勝つか負けるかわかるというわかりやすさがこの漫画とあだち充の良さで、だからこそ、西村が話の後半ですごくいい奴に見えたときのギャップにすごく感動したのかもしれない。これはH2の栄京の広田なんかにもいえる。そして、それは女性キャラクターにもいえて、子どもの頃は浅倉南がやっぱり可愛いなあ〜と思ってたんだけど、最近は新田由加の方がギャップを感じさせてくれてすごい魅力的かもしれないと思っている。どうなの、それって。

 すごいストレートがあればそれだけで打者を全て抑えてしまうような漫画であったが、想像力を広げて楽しめる世界の大きさ、人間関係のやりとりの妙が好きだった。
私はコータローが好きだったかなあ・・・・・
登場するのがみんな良いキャラクターしてる漫画でした
2006/09/27(水) 20:43:31 | URL | cap #-[ 編集]
>>capさん

そう!
良いキャラクターばかりでした。
でも〜あだち充の漫画を沢山読むとちょっと飽きがきてしまうかも? なんて感じてしまうマンネリ感もあるんですよね〜。
2006/09/27(水) 22:32:05 | URL | コウイチ #-[ 編集]
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