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ゲームをやっていたから犯罪した、っていうじゃない?

<犯罪予告>ネットに書き込んだ中学男子を補導 新潟県警


 インターネットの掲示板に「JR新潟駅に放火し、無差別殺人を起こす」などと書き込んだとして、新潟県警新潟東署は15日、新潟市内の男子中学生(13)を補導した。東京・秋葉原の無差別殺傷事件の報道を見て「(犯罪予告の)書き込みをすれば人が騒ぐと思った。実行する気はなかった」と反省の態度を示しているという。

 調べでは、少年は10日午後7時半ごろ、自宅のパソコンからインターネットの掲示板「2ちゃんねる」上に「6月30日月曜日、19時30分に、新潟駅に放火する。放火した後、新潟駅周辺で無差別殺人を起こします。みなさんさようなら」と書き込んだ疑い。

 少年は、殺人や強盗などの犯罪を繰り返してポイントを稼ぐという設定のゲームソフトの名を挙げ、「ゲームをやっていたら(犯罪を)やりたくなった」と供述しているという。

 書き込みを見た複数の人が警察やJRなどに通報。11日に警察庁から連絡を受けた新潟県警が脅迫容疑で捜査していた。近く児童相談所に通告する方針。【岡田英】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080615-00000027-mai-soci
「(犯罪予告の)書き込みをすれば人が騒ぐと思った。実行する気はなかった」

 と、

殺人や強盗などの犯罪を繰り返してポイントを稼ぐという設定のゲームソフトの名を挙げ、「ゲームをやっていたら(犯罪を)やりたくなった」

 が、あまり自分の中で繋がらなかった。あえて繋げれば、彼はバーチャルな世界であるゲームと社会であるモニターの向こう側のネットを混同していたように受け取れる。突っ込んで云えば、本当に実行するつもりがなかった程度には生身の存在する現実とフィクションの区別がついていたともいえる。ま、よくわからない。こういうのを放置すれば放置したで相手にされなかったことをムキになって犯罪する奴もいるんだろうし。というか、それが加藤智大なんだろうし。この件は規制論者的にはガキ自身がゲームの影響と積極的に動機を発言している(と報道されている)点と、一応建前として主張しているガキの未成熟さのアンバランスさをどう処理するのかが皮肉的な意味合いで微妙なところかも。

 ストレートに規制論と繋げたとして、加藤智大の事件と派遣の問題を意図的に政治性を絡ませて繋いだ論調がネットに一定の勢力として存在する程度には、この手の事件が起こるたびに意図的にオタクバッシングに軸を置く勢力がいてもいいとは思う。派遣の問題がある限りこのような事件はこれからも起こるとか、児童ポルノ・残虐ゲームを放置する限りこのような事件はこれからも起こるとか、まあ、それはそれでいいんじゃないとも思う。

 ただ、例えば秋葉原の歩行者天国の(一時)中止が既定路線であったとしても、堰を切ったのはつまりは一件のリアルな凶行事件であったように、また、一部が加藤と派遣の問題を繋げてはしゃぎたてたように、印象的な事件が政治的オピニオンにリアリティを与えて、世の中は流れていくわけで、自分は紛れも無い規制論者だけど、うまく我田引水できないというか自らあえて堰を造っているかのようなところがあって、同じ立ち位置にいるかのような存在ですら距離が遠く感じることがもどかしい。日本ユニセフとか。そして、その距離感に自己満足してたりして。

 余談だけど、今回の件で親・保護者の責任というのは、まあ、論理としてはそうなんだろうけど、そういうバッシングは、ベタに受け取ると、結局は管理の徹底を促し、子どものプライベートの剥奪になるんだろうと思った。そして、そういう意見がネット上に踊っているのを目の当たりにすると、何とかフィルタリングっていうのもあながち悪くないというか、ネットさせない・ケータイ持たせない路線よりは(子どもにとっては)マシなのかなと思った。
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