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【映画】 『バットマン・リターンズ』

バットマン リターンズバットマン リターンズ
(2007/06/08)
マイケル・キートン

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DCコミックのヒーロー“バットマン”をティム・バートン監督が映画化した2作目。今回は、あまりの醜さに両親に捨てられてしまったペンギンと、セクシーなキャットウーマンがバットマンの前に立ちはだかります。前作から変わらずマイケル・キートンがバットマンを演じ、ダニー・デビート(『ツインズ』)、ミシェル・ファイファー(『スターダスト』)らと共演しています。

街で噂されている怪人、ペンギンは実業家マックスを誘拐し、下水道暮らしから地上での生活をできるよう手引きをしてもらう。一方マックスの秘書セリーナはマックスの悪事に気が付き殺されてしまう。だが、彼女はキャットウーマンとして復活。やがてバットマンの前に、ペンギンとキャットウーマンが立ちはだかり…。
 ティム・バートン監督による映画バットマンシリーズ第2作。1992年の作品。

 前作と同じでクールにデザインされた正義と悪のパフォーマンスが如何にも漫画チックな話とキャラクターをやたら格好よく演出している。キャットウーマンやペンギンなど、敵キャラクターの個性と背景のアクの強さがより際立っている点や、バットマンの役割を担っている人のプライベートな側面(人間的感情)にかなり突っ込んだシーンが面白い。とはいえ、これは前作もそうなのだが、典型的な勧善懲悪(※)のヒーロー対怪人の話、そこにコメディ要素などの捻りがまるで無く、見た目としてのデザイン性だけに特化した張り詰め方は、2時間という尺を退屈で辛いものに感じさせた。

※犯罪都市ゴッサムの市民・大衆が悪役を支持しているところがあって、バットマンが正義のヒーローの割には夜のコウモリ男らしく世間的に爪弾きだったり、素性も市民の敵のブルジョアな存在だったりする構図はなかなか皮肉というか、虚しさが効いていて面白かったんだけど……。
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