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【映画】 『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』

インディ・ジョーンズ 最後の聖戦インディ・ジョーンズ 最後の聖戦
(2008/06/06)
ハリソン・フォードショーン・コネリー

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冒険家として、また考古学教授として多忙な日々を過ごすインディ・ジョーンズに、大富豪ドノヴァンから相談が持ちかけられる。イエス・キリストの聖杯の所在を示す重大な遺物を手に入れたが、調査隊の隊長が行方不明になり、それを探して欲しいというのだ。

最初は渋っていたインディだったが、その行方不明になった隊長というのが自分の父、ヘンリー・ジョーンズであると聞き、仕方なく依頼を承諾。父が最後に消息を絶ったヴェニスに向かった…。

(Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
 映画インディ・ジョーンズシリーズ第3作。今回は原点に戻ったというのか、ナチスとお宝入手を競うという設定において、レイダースの正統的な続編になっている。お宝はイエス・キリストの聖杯。舞台への徹底的なこだわりがみせる映像美はアドベンチャーの雰囲気満点でとてもワクワクしてくる。この点では相変わらずのクオリティの高さで、ハリウッドの力の凄さ、というか、ルーカスなりスピルバーグなりの製作陣の圧倒的な才能を思い知らされる。

 ナチスとのやりとりについては、ナチス絶対悪という方針を強く出しており、対照的にアメリカであり、アメリカを象徴する自由な発想と好奇心の塊であるインディアナ・ジョーンズの魅力がナチスの女性を魅了するという関係性において引き立つという点で、レイダースに比べてやや単純化されてしまっているように見える(もっとも、悪いのは「ナチス」であって個人は縛られているか洗脳されているだけという見方もできる)が、1938年という舞台設定であること、本作が基本的には勧善懲悪的な娯楽ジャンルの作品であることを鑑みて鑑賞に臨めば、それもやむなしといったところだろうか。インディアナ・ジョーンズがドイツに乗り込む展開もあり、ヒトラーが出てきたりして、そのあたりの舞台背景には結構つっこまれている。焚書などのナチスの政策に対する具体的な批判をユーモアを忘れないで表現している。

 やはり『インディ・ジョーンズ』の魅力は、どんな時でもユーモアでありジョークを忘れない哲学にある。本作ではインディアナ・ジョーンズの父親であるヘンリー・ジョーンズが登場してインディアナと共に活躍するが、このインディアナの父親を演じるのがショーン・コネリー。このショーン・コネリー演じるインディアナのパパが愉快で面白い存在なのである。オトボケと冴えを巧みに使いこなし、作品にかつてない笑いを齎す。この点で、自分にとっての本作は成功である。父子の確執と融和という要素もドラマを盛り上げている。
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