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【映画】 『ゲド戦記』

ゲド戦記ゲド戦記
(2007/07/04)
不明

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 ゲド戦記を観た。今じゃ宮崎駿の映画だってつまらないといわれているのに、七光りの宮崎ジュニア吾朗監督の作品なんて、とみんな言ってたし、実際評判悪かったからあんまり期待せずに観た。

 映像的にはイマイチ。如何にもジブリっていうタッチのキャラデザはまあいいとしても、ジブリのウリである細かいところまでこだわられた背景・風景が鳴りを潜めていたし、剣と魔法のワクワク要素の王道的な中世系の西洋ファンタジーにしては剣も魔法も映像演出の迫力が弱すぎ。もののけ姫にも劣る迫力。一つ一つのキャラクターの動作にいまひとつエネルギーが感じられなかった。エネルギーというのはキャラクターそのものの設定ではなく、作り手側のエネルギーのことだ。生きること・命の大切さ・生命の躍動がテーマなのに作品全体としては妙におとなし過ぎていた。

 プロットもややぎくしゃくしていた。台詞回しから世界観を視聴者にイメージさせる手法は良かったのだが、展開が唐突過ぎていて、一つ一つのシーンの結びつきが弱く、壮大な世界観の中のちっぽけなシチューエションに収めた割には、散漫な印象を受ける。

 世間の評判通りの面白くない作品だったが、メチャクチャつまらないというわけでもないというのが曲者かもしれない。小難しい哲学を前面に押し出しているのではなく、娯楽性との共存には成功している。平凡なファンタジーアニメとしてはそれなりの出来ともいえるので、ジブリというブランドを外してみれば、また評価も少しは変わったのかもしれないとも思う。

 こういう剣と魔法の世界のファンタジーこそ宮崎駿にやってもらいたかったような気がする。紅の豚のようなノリノリな戦闘を剣と魔法で宮崎駿に作ってもらいたい……。まあ、結局はラピュタとかナウシカとかもののけ姫になるんだろうが。
ブログコメントありがと

確かに確かに…魔法・キャラクターとかの迫力の無さには残念だった

次の作品はどんなだろーね
2008/07/13(日) 15:06:55 | URL | ルィ #-[ 編集]
>>ルィさん

息子さんはどうなってるのでしょうね。もう一度映画にチャレンジするのでしょうか。映画監督としてやっていくなら続報があってもいいと思うのですが……。
素なのか、プレッシャーなのか、父親を意識しすぎた作風が痛々しいところはありましたから、本当に自分がオリジナルの世界観で作りたいという構想があるならばもう一度観てみたい気もします。
2008/07/16(水) 22:28:02 | URL | コウイチ #-[ 編集]
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