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【映画】 『海猿』

海猿海猿
(2006/04/19)
伊藤英明

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海が好きという思いで転職してまで海上保安庁に入った仙崎。第七管区福岡海上保安部に配属されたが、地上や船上勤務を退屈と感じ、エリート集団である潜水士を目指し、海上保安大学校の潜水士課程に入校するところから物語は始まる。海猿と呼ばれる若き潜水士候補生の友情、恋、挫折、試練、成長が描かれた。

(Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/海猿
 海猿観た。ようやくだね。2004年に公開された映画で、後に公開された続編も合わせて最近の日本の実写映画の代表格の一つらしい。本当ですか? 本当と書いてマジですか?

 元ネタは同名の人気漫画ということだそうだが、元ネタの漫画と実写映像作品はかなり内容が違うらしい。コミックの方はよくわからないが。

 海上保安庁のエリート集団である潜水士を目指す若者達がハードな軍隊的トレーニングをこなし、やがて潜水士として認められるまでの姿が描かれている。もっとも過酷な前線での活躍を望む彼らのストイックで高潔な姿が……ではなく、ある意味リアルな体育系男子にありがちな刹那的な快楽を好む素顔を今風な若者とリンクさせながら、トレーニングなり人命救助なりに当たるときになると表情が一変して引き締まるという「やる時はやる」系の熱いギャップが魅力。

 ただ、ヒロイン役の加藤あいの茶髪だか金髪だかの風貌がそうだが、女側が引き立て役にもなってないクオリティの低さなのが残念。親思いであるところが海猿的なギャップでもあるともいえるが……。ファッション雑誌の記者という役どころからしてトレンディドラマ風にブランドで脚色しようとしているところもいまいち。このへんのあざとさが好きになれなかった。映像の迫力などの演出レベルは高い作品なのに、どこか寂しい作品だった。
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