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【映画】 『TATARI』

TATARI タタリTATARI タタリ
(2007/09/26)
ジェフリー・ラッシュ; ファムケ・ヤンセン; テイ・ディグス

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L.A.。かつて狂人外科医バナカット医師(ジェフリー・コムズ)によって夜ごと残虐な人体実験が行なわれたバナカット精神病院跡の館。人々に恐怖を提供するテーマパークの経営者にして大富豪のプライス(ジョフリー・ラッシュ)は悪妻エヴリン(ファムケ・ヤンセン)の誕生パーティをこの呪われた館で開く計画を立てる。パーティの晩、集まったのは元野球選手のエディ(テイ・デイヴィス)、自称映画プロデューサーのサラ(アリ・ラーター)、TV業界人のメリッサ(ブリジット・ウィルソン)、医師のブラックパーン(ピーター・ギャラガー)、そして館の管理人ワトソン(クリス・カッテン)の5人の男女。だが、夫妻は彼らを招待した覚えはなく、彼ら自身もなぜ招かれたのか不審がった。お互いに相手の企みを探り合うふたりだが、プライスはかねての計画どおり、5人の客に「この館でひと晩過ごせば1億円の賞金を出す」というゲームを提案。すると突然、館は側面すべてがシャッターで封鎖され、彼ら全員が閉じ込められる。プライスの計画にもなかったこの不測の事態に、彼らは館から脱出するため電源装置がある地下室の探索に出向くが、メリッサは謎の死を遂げる。やがて彼らは自分たちが全員バナカット精神病院関係者の末裔だったと知る。館に巣食う死霊どもが彼らを呼び寄せたのだ。かくして生き残りを賭けた身の毛もよだつサバイバルがはじまるのだった……。

(goo映画 http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD31912/story.html
 1999年のアメリカのホラー映画。呪われた館で一夜をすごす男女の恐怖を描いたホラー、伝説の恐怖映画の仕掛人ウィリアム・キャッスルの古典「地獄へつゞく部屋」(58)のリメイク、とのこと。ホラー映画マニアとしては押さえておきたい一本とのことで今さらながらに観てみたが、マニアが自分の知識のひけらかしに使う程度の価値もあるかどうかわからない出来の作品だった。

 よくあるタイプのお化け屋敷ムービーで、いわくつきの旧館に集められた見知らぬ男女が次々と殺されていく。映像のグロさはまあまあ。話が進むうちに集まった人々に共通する要素などが明らかになっていく。人間が企んだものと悪霊が関わっているものの二種類のサスペンスが交錯して人間間の駆け引きが面白いものに仕上げられているが、後半はホラーというよりもモンスターパニック的で、目視可能な凶悪存在からただただ逃げ回る大味なものだった。
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