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【ゲーム】 『ドラゴンクエスト7 エデンの戦士たち』

ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち PS one Books ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち PS one Books
PlayStation (2005/02/03)
スクウェア・エニックス
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 僕がこれをプレイしたのは2002年の日韓ワールドカップが開催されていた頃だった。このゲームソフト自体が発売されたのは2000年だった。ちょうどその年にプレイステーション2が発売されて大きく話題になったが、ドラゴンクエスト7の発売もやはり大きな話題となり、ドラゴンクエスト7をやるためだけにプレイステーションもしくはプレイステーション2を購入するという人も多く見られたというほどであった。

 僕はというと、高校に入ってからゲームハードはセガサターンを選択していて、プレイステーションの方は購入していなかった。2000年の頃にはもうサターンも動かしていなかったが、前作ドラクエ6の出来が極めて不満足であったことも影響しているのか、その頃既に僕はドラクエよりも好きになっていたサクラ大戦シリーズの新作である『サクラ大戦3 巴里は燃えているか』の発売の方に心が傾いていて、ハードもそのためだけに前もってドリームキャストを購入していたのだった。

 結局サクラ大戦3が発売された2001年にドリームキャストの生産中止も発表されてしまい、2002年に発売されたドリームキャスト最後のサクラ大戦である『サクラ大戦4』と共に、ドリームキャストを仕舞った。そしてプレイステーション2を購入した。最初はDVD機能の方を目当てにしたつもりだったが、ついでにドラクエ7も買ってしまっていた。やはりドラクエが好きなのだな、とその時僕は思った。

 プレイしてみて、正直言って僕はがっかりした。やはりドラクエは綺麗な思い出として胸のアルバムに仕舞っておいた方が良かったのではないかと苦悩をした。その苦悩実に100時間。ドラクエ7をクリアするのに要した時間である。

 転職システムや過去と現代の二つの世界を行き来して物語を進めるところがイメージとしてのドラクエ6と重なるものを感じてしまったというのもあるが、このゲームの場合とにかく物語が冗長すぎるというのが残念だった。勿論ゲームをクリアするのに必要なプレイ時間が長いことが一概に悪いわけではないし、このゲームの場合、一つ一つの区切られたエピソードはとても感動的で面白いのだ。それらが相互に影響しあっていて、時間軸を移動して過去から現在への変遷をプレイヤーの視点に映したときにものすごい壮大な世界が出来上がっていた。

 ただ、ゲームとしてプレイした時に、あまりにも作業的過ぎやしないか、それが例えばやりすぎなほどのレベル上げとかならプレイヤー本位の数字に対する執着などからくるやりこみだからアリだとは思うが、イベント的な面で、更にドラゴンクエストというゲームの枠で、あちらこちらに飛ばされチェックポイント探しを延々とさせられるというのは退屈すぎた。従来のドラクエでもお遣いゲーム的なところはあったが、戦闘・イベント・お遣いなどがカップラーメンの3分という待ち時間のようにこれ以上長くても短くてもダメという計算尽くされた次元で、ユーザーにとって程よいタイミングで思考の回路が切り替えられるバランスが配慮されていて、シンプルであるのに刺激的なゲームとして成り立っていたと思うし、その絶妙なバランスが僕にとってドラクエがドラクエたらしめていた部分なのだ。それが本作では崩れていたように感じた。

 とはいえ、プレイステーション用ゲームであるのに、戦闘シーンや町に入る時などのロードは素晴らしく速く、下手をしたらスーパーファミコン用だったドラクエ6よりもテンポが良いのではないかと思わせたほどであったなど、舌を巻いた部分もあった。
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