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黒田広島残留

【黒田「ファンの思いに応える」広島残留を表明 FA権は行使せず】
 去就が注目されていた広島の黒田博樹投手(31)は6日、広島市内で記者会見を行い、フリーエージェント(FA)の権利を行使せず、広島に残留すると表明した。
 FAを宣言すれば、阪神など複数の球団が獲得に乗り出すとみられていたが、黒田が広島からの強い残留要請に応じる形で決着した。
 セ・リーグを代表する右腕の黒田は、今季13勝6敗、防御率1・85の成績を残し、最優秀防御率のタイトルを獲得した。
               ◇
 直前まで悩み抜いた末、FA宣言をせずに広島残留を決めた黒田は、すっきりした表情で記者会見に臨んだ。
 −−決断の時期は。
 「昨晩決めた。どういう野球人生を送りたいかを考えると、カープで優勝することが高いモチベーションになると思った」
 −−なぜFA宣言せずに残留なのか。
 「FA宣言して周りが見えなくなるのが怖かった。違うユニホームで、カープ相手に投げる姿をイメージできなかった。他球団の評価を聞きたい気持ちはあるが、周りの人を巻き込むようなことはしたくなかった」
 −−プレーオフの導入も大きかったか。
 「プレーオフができて、チャンスはたくさんある。10年間お世話になったし、このチームで優勝したいと思った。パ・リーグを見ても熱い試合をしていた。ああいう緊迫した場面で投げたい」
 −−ファンからの残留要請も影響したか。
 「10月14、16日の試合でファンの力を感じた。多くのファンの中で試合をしたいし、来季に期待できる光景だった。判断材料の一つと思っていたが、あれが大きかった」
(サンケイスポーツ)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/sports/npb/26506/
 FA制度を巧みに利用することにより実力のある選手はより良い条件を出してくれる球団に行くことができるようになり、良い条件を提示できる球団、セ・リーグだと巨人・中日・阪神になるが、そういったチームは実力のある選手を補強して強くなり、最近では補強をしたチームとそうでないチームの間にだいぶ実力差が出てきてしまった感もある中で、それは勿論ルールの範疇の中でやっているから当然OKなのだけど、そのような中で、ファンの声援に心を動かされ、他の好条件の球団よりもあえて自分が長く在籍したチームへの愛着感情に自分の人生を委ねてみる、というそのような選択肢をとれるということは、何とも人情に訴えかけられ、プロ野球ファンとして嬉しい出来事だった。来シーズンの広島が日本ハムやロッテのようなフィーバーを起こして球界を盛り上げてくれることを期待したい。
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