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【映画】 『人間の証明』

人間の証明 人間の証明
松田優作 (2006/10/20)
角川エンタテインメント
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 松田優作は刑事役だが『野獣死す』よりも『蘇える金狼』により近く、もっさりとして野暮ったい風貌が男としての存在感を際立たせていた。それを見られただけでも嬉しい。

 映画そのものは現在でいえば火曜サスペンス劇場なんかの規模をちょっと大きくさせた感じのミステリードラマだったが、終戦直後の貧しい中で生きていくために何でもしなければならなかったこと、GIに好き勝手にされたことやGIとの間に生まれた子どもなどあの当時の複雑な事情が事件の背景に存在していて、単純に家族愛、母子愛といったものや現在の価値観で割り切れるものではなく、様々なことを考えさせられた。

 とはいえ、松田優作の演じる主人公とアメリカ刑事の因縁めいた出会いなどややご都合主義的な話の進め方も気になり、日米を股にかけた割には物語の世界を狭く感じた。もっとも、松田優作演じる主人公の刑事と主人公の父親を軍にいたときに殺したアメリカ人刑事とのやりとりは物語の底流にある日米互いの複雑な感情が暗示的ではあった。アメリカ人刑事の身内はパールハーバーで亡くしているらしいが、それをより深く物語に絡ませてもよかった気がするが、それだとますます出来すぎになってしまうか。
高校生の時に読みました。
ヤバい・・・年齢がバレる。

森村誠一の文体はニヒルなんですよね〜、
途中から歴史ものなんかも執筆してて、
両方好きです。
2006/11/08(水) 01:30:13 | URL | いくちゃん #-[ 編集]
>>いくちゃんさん

原作小説の方は読んでないのですが、かなりのベストセラーだそうですね。
映画は豪華な俳優陣で相当力を入れて作ったのだろうなというのが窺えました。
2006/11/08(水) 21:55:02 | URL | コウイチ #-[ 編集]
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