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【本】 『十七粒の媚薬』 (村上龍ほか)

十七粒の媚薬 十七粒の媚薬
村上 龍 (1993/07)
角川書店
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・クリーム色(村上龍)
・南の島(安西水丸)
・夜の夢(川西蘭)
・喪服と木魚(麻生圭子)
・標本の中の指紋(秋元康)
・ククル・クルル(林海象)
・氷の膚(松本隆)
・畳の匂い(泉麻人)
・朱色のしみ(北原リエ)
・震える女(佐藤正午)
・遠ざかる愛の森(山川健一)
・絹の手ざわり(桂木拓)
・彼女はゼリィ(中平まみ)
・彼女は射手座の女である(川村毅)
・鍵穴の背徳の客船(亮野雅勇)
・南洋の水菓(城戸朱理)
・タオラ(玉村豊男)

 以上、十七の短編が本書には収録されている。

 村上龍を含め全ての作品が見事なまでにつまらないのだが、読んで思ったのはどんなにボロクソに叩かれていてもやはり一線で活躍している作家、作品によって培ってきた知名度と読者への信頼度の高い作家というのはやはり実力があるのだな、ということ。無論、本書に登場している作家に向けて馳せた思いのことではない。

 ところで村上龍といえば著書『龍言飛語』の中で死ぬほどエッチなシーンがある小説を書いていると自身のことを書いている。氏には相当な自信があるのだろうが、僕は村上龍の小説にエロティシズムを感じたことがない……。
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