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【アニメ】 『小公女セーラ』

小公女セーラ 完結版 小公女セーラ 完結版
フランシス・エリザ・ホジソン・バーネット、 他 (2002/03/25)
バンダイビジュアル
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赤毛のアン』よりは良かった。お金持ちで性格が良く人気者だったセーラが11歳の誕生日に父親の死と破産を宣告され、女学院の下働きに転落し、周りから徹底的にいじめ抜かれるという物語。

 僕ぐらいの世代だとドラマ『家なき子』と似ているといえばわかってもらえるだろうか。もっとも、家なき子の場合は、安達祐実が腹黒い逞しさを持っていたのでそれほどヒロインにかわいそうという感情を抱けなかったが、本作は違う。セーラが芯から優しく健気なのだ。だから、いじめられているシーンがとても痛々しく、作品に対して感情を移入せずにはいられない。とにかくセーラの健気さがあってこそ全ての場面が映えているアニメである。

 最後、セーラはお金持ちと共にインドに渡ることになりハッピーエンドを迎えることになる。勿論、そこにたどり着くまでの紆余曲折の中にセ−ラの優しさがその金持ちの心を惹きつけるという構成になっているのであるが、結局は物質的豊かさ=精神的豊かさであるというメタファーのようにも読み取れてしまうように感じられた。もっとも、あれだけ不幸な境遇の中でいじめにも必死に耐え、優しさと誇りを失わなかったセーラだからこそ、あのようなシンデレラストーリーがよく似合ったのだろうし、そういうエンドが求められる作品であったとも思う。
わたしのむねの かたすみにさいてる
ちいさなはなに なまえはないけど
かなしいときは あかいはなびらいちまい
めがしらに あてるの
するとなみだが きえてゆく
わたしだって なこうとおもったら
こえをあげて いつでもなけるけど
むねのおくに このはなあるかぎり
つよくいきて みようとおもう
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