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【映画】 『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』

映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトル・スター・ウォーズ) 映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトル・スター・ウォーズ)
藤子・F・不二雄、 他 (2001/11/07)
ポニーキャニオン
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 戦争という題がついていて、ドラえもんにしては珍しいなと思わせられたが、とても楽しい作品だった。見ていてワクワクした。破壊と謀略の溢れる世界が描かれているがミニチュアで表現されていて残酷さを弱めていた。諧謔があるストーリーの一部として自然に破壊が溶け込んでいるのが良い。

 ユーモアに富んでいる一方でシリアスな展開も繰り広げられ、戦車などのメカによって繰り広げられる戦いというのは如何にも男の子向けであるが、本作では何としずかちゃんが大活躍するのだ。

 通常、ドラえもんのキャラクターをグループ分けすると、のび太・ドラえもんを軸にしたグループとジャイアン・スネ夫を軸にしたグループの二つに分かれることが多いが、本作では珍しいグループ分けになっていて、のび太・ドラえもん・ジャイアンのグループとスネ夫・しずかのグループに分かれている。ここでしずかとスネ夫が美味しい役を担っておりドラえもんファンとしてはニンマリしてしまう。スネ夫は敵が攻めてくるのを知って、怯えだす。しずかは決意をして戦場にでる。スネ夫は「女の子だけに戦わせられないよ」といってしずかの後に戦場に出る。また、怯えていたスネ夫がしずかをかばうために身を挺す。一連の流れが、スネ夫としずかというキャラクターを非常に魅力的に立てていて素晴らしかった。しずかについては映画の冒頭でお気に入りのうさぎのぬいぐるみが無くなって大泣きするなど、すごく女の子らしい一面を見せておいての、後の勇敢な戦場シーンであったから魅力も一入だ。

 普段はとても女性らしくしとやかで思いやりに溢れていて、いざという時に誰よりも勇敢になれる女性、理想であるなあ。
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