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【映画】 『下妻物語』

下妻物語 スタンダード・エディション 下妻物語 スタンダード・エディション
深田恭子 (2004/11/26)
東宝
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 ロリータファッションに身を包み、見た目が全てで自分が幸せならそれでいいが信条の桃子(深田恭子)はロココのフランスに生まれたかったけどジャージの国尼崎で産まれて現在は茨城県下妻市に住む17才の女の子。桃子は理想(ロココのフランス)と現実(21世紀の茨城下妻)とのギャップも何のそので自分の信じた道をひたすら歩み続ける。自転車は格好悪いという理由で絶対に乗らず、守られるより守る方が性に合ってるような女は最低であり友だちも必要ないと考えていたが、やがてひょんなことで同い年でヤンキーの女の子のイチゴ(土屋アンナ)と知り合い、お互いの間に徐々に絆を深めていき、最後には桃子がイチゴというダチ(友達)を救うためにそれまでの己の信念を曲げてヤンキーに扮する。

 深田恭子と土屋アンナのやりとりは漫才的で面白い。エキセントリックなキャラクター設定からしてそうなのだが、作品そのもの細部に至るまで作品全てがおバカコメディとしての要素であり、否が応でも観ている方を笑わせようとして迫ってくる。あざとさを感じるが、世間では高く評価されているようなので、テレビの延長的なエンターテイメントとしては上質なのではないだろうか。作中に尾崎豊の歌が流れるが、まさに尾崎豊が好きだとか、そうじゃなくてもミスター・チルドレンとか、年末になったらM-1グランプリを観て歓んでるとか、漫画だったらあずまんが大王でゲラゲラ笑ってしまうとか、ゲームだったらKanonで涙を流して、サクラ大戦で愛国心に目覚めてしまって、ついでに政治家なら小泉純一郎と麻生太郎が大好きだという、そういうタイプの人間に向けた頭の弱い人全員集合的ジャンク映画という感じ。ただ、そのバカバカしさが突き抜けていて清清しさも感じる。
 いくぽんさまのところから、お邪魔してしまいました。

 ミスチルやM1はドーデも良いですし、愛国心には一言あるワタシはかなり好きでございますよ、この映画。相当レベルが高いと評価しております。カンヌJr.でグランプリを取ったのもムベなるかなと。

 映画の最後で、看板になった土屋アンナのロリータ姿が素晴らしく素敵でした。あれは、カッコいい。さすが本職のデルモ、と。

 続く同監督の作品”嫌われ松子の一生”もなかなかのものでしたが、思ったよりも評価が低い。むしろ、下妻よりも上なんですがね。

 
2007/01/01(月) 13:27:22 | URL | kabamaru_7 #-[ 編集]
>>kabamaru_7さん

はじめまして。嫌われ松子は見てないのでよくわからないですが、ドラマにもなっていて人気はあるようですね。宮台真司なんかも高く評価していたような気がします。

で、下妻ですが、ざっくばらんに言っちゃえば、やはり僕の感性には合わなかったです。笑えるか笑えないかの映画で三谷幸喜の映画が笑えようが笑えまいがそのタッチが独特であることで評価を受けるのと同じように本作も独特の雰囲気はありましたし、何故受けるのかもわかりますが、僕自身はちょっと距離を置いてしまいました。最初はキャラクターに対するメタ情報が変化していなかったのが不満なのかなと思ってましたが、よく考えたらそんなのはどうでもいいのかな、なんていうのが現状です。
エヴァについて厳しい評価の宮台が本作についてどういう評価をしているのか知りたいところです。
変な話、エヴァもそうですが、笑わせようとしている部分に笑うのではなくて、ネタの集合体としてのエピソードなり作品全体のバカバカしさを笑う映画ではないかと僕は感じました。そう感じたので記事のような例を引きました。
2007/01/01(月) 23:24:40 | URL | コウイチ #-[ 編集]
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