コウイチブログ

本と映画と、ついでに市原市
トップ映画 → 【映画】 『仮面学園』

【映画】 『仮面学園』

仮面学園 仮面学園
藤原竜也 (2001/03/09)
PI,ASM/角川書店
この商品の詳細を見る

ある日、有季(黒須麻耶)のクラスメイト・段田が不気味な仮面をつけて登校した。その後も仮面をかぶることで自信と匿名性を持つことがうけ、仮面をかぶる学生は増えていった。有季は、中学の同級生・殿村に招待された仮面パーティーの帰り道、仮面職人の堂島(藤原竜也)と出会う。どこか謎めいた堂島に惹かれる有季。そんな中、殿村が突如自殺してしまう。有季はそこに事件の匂いを感じ、独自に調査を開始する。そして仮面モデルHIROKOのショーでも殺人事件が起き…。
 原作は宗田理のジュブナイルミステリーということなので、映画もティーンズ向けに作られるというのは仕方がないのかもしれないが、それにしても稚拙すぎる出来だった。ミステリー部分は理に合った筋になっておらず、ちぐはぐだった。本作特異な部分である仮面に纏わるエピソードはいじめられっ子が仮面をつけることによって変貌していく様は良かったと思う。仮面をつけることがブームになり、自分が誰かばれないようになった時に、匿名状態化をいいことに無法を働き出す仮面人間達(≒元いじめられっこ)が沢山現れたのも面白かった。彼らに対するアイロニーは弱かったが、仮面をつけることでの変貌、匿名状態化による変貌について、空気のようにインターネットに触れる現代の人達に対する問いかけは出来たのかもしれない。

 なお、作品としては退屈極まりなかったものの、藤原竜也の演技力はさすがと感じた。
URL
コメント
パスワード
秘密
管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバックURLはこちら
http://kouichi0226.blog71.fc2.com/tb.php/425-e868f481