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【映画】 『ディープ・クラッシュ』

ディープ・クラッシュ ディープ・クラッシュ
ジム・デビッドソン (2005/03/25)
アートポート
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ロシア海軍の潜水艦と衝突してしまった米国原子力潜水艦・マンタ。修理のために帰還しようとしたところを正体不明の潜水艦に襲われる…。
 時勢の都合もあったのだろう、敵はロシアとアルカイダだった。潜水艦ものだからなのか派手なアクションがなく、如何にもB級映画らしく安直なストーリー展開で鋭い戦略も観られず、アメリカが正義でロシア・アルカイダが悪者という位置づけで、最後には正義のアメリカが愛国心と自己犠牲の精神を発露して祖国を救う。

 アメリカらしく単純な映画で強烈に愛国心的なものを煽っている面もあったが、時々実際に戦争をするアメリカだからこそ表現の自由としてこういうものが作れるのかもしれないと思った。マイケル・ムーア的なものも含めてだが、やはり危機に対する感覚が日本人などとは根本的に違うからこそ認められる表現の自由なのかもしれない。

 こういうのに比べると、と同列に論じるのもまずいだろうが、それでも安倍首相の「美しい国」や教育現場での国歌斉唱の押し付けなどというのはまだかわいいものなのではないかと感じる。
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