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【映画】 『ドラえもん のび太と銀河超特急』

映画ドラえもん のび太と銀河超特急 映画ドラえもん のび太と銀河超特急
藤子・F・不二雄、 他 (2004/07/14)
ポニーキャニオン
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 スネ夫がミステリートレインの切符を入手したことを自慢し、のび太を仲間はずれにしてジャイアンとしずかちゃんだけを誘ったところがドラえもんらしいと感じれば、都合よくドラえもんが22世紀ミステリートレインの切符を手に入れたという報せが入り、のび太の自慢話とスネ夫の表情に滲む悔しさも何ともドラえもんらしいと感じた。少々のび太の意地の悪さも感じた。しかし意地が悪いのはスネ夫も同じだったのだ。それだけではない、予めスネ夫のミステリートレインに行く約束をしていたジャイアンやしずかちゃんが簡単にのび太のミステリートレインの方に転がってしまう現金さが表れているのだから何ともおかしい。

 さて、本作『銀河超特急』であるが、作品としては凡作という感想である。メンデルスゾーンの『夏の夜の夢』のBGMや銀河鉄道999を思わせる宇宙を走る鉄道など、幻想的なシーンを演出するのには成功しているが、話自体はとりたてて面白くはない。何が一番残念だったかというと銀河超特急という名前であるのに、メイン舞台はドリーマーズランドという未来のテーマパークであったところだ。しかもそこで恐竜や西部劇などそれまでの映画ドラえもんシリーズで扱ってきた、言うなれば手垢のついたベタなネタが展開されるのだからこれが残念ではなくて何であろう。
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