【映画】 『いちげんさん』
![]() | ICHIGENSAN いちげんさん エドワード・アタートン (2000/07/26) ジェネオン エンタテインメント この商品の詳細を見る |
1989年、京都の大学で日本文学を専攻するスイス人留学生の僕(エドワード・アタートン)。古い歴史をもつ京都の町でどこか疎外感を感じる僕は、目が見えない美しい娘・京子(鈴木保奈美)に出会う。彼女が対面朗読の相手を探していることを知り、相手を務めることにした僕。次第に僕は、感性豊かな京子に惹かれていき、僕と京子の指はいつしか絡み合い、それが愛撫に変わった。こうして僕は京子と次第に深い関係になっていくが…。京都を舞台にした外国人留学生と盲目の日本人女性の恋愛官能映画。対面朗読の時に鈴木保奈美が男にエロ小説を読ませるあたりで思わず噴出してしまいそうになる。格好つけて純文学チックに話を展開させているが、要するに質の悪いエロ映画(質の悪い純文学小説をそのまま映像化したという言い方もできるが)。ありがちといえばありがちなのだけど、最後に男が日本を立ち去るときに別れることになり、ひと夏の恋ならぬ一年の恋となっていて、どこか不倫映画に通ずる都合の良さが窺える。不倫映画はそれでも密やかな情事という緊張感があるのだが、外国人の男と盲目の日本人女性にそんなものがあるわけでもなく、面白みが全くないやりとりを見せられるのがきつい。
外国人の男と京都という設定から外国人から見た日本、京都の街並みの評価、といったものを期待したが、残念ながらその設定を生かしきれていないのも残念だった。
結局、本作の見どころはせいぜい鈴木保奈美の濡れ場ぐらいか。鈴木保奈美がカラダを張っていて(というか丸出しにしていて)、Amazonレビューでも書いてあるが見事なまでにツンツンと尖がらせた乳首は観る価値が……うーん、やっぱりないかな。もう少し若い頃の鈴木保奈美なら……。
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