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【漫画】 『邪魂狩り』 (野々村秀樹・宮塢さなえ)

邪魂狩り 1 (1) 邪魂狩り 1 (1)
野々村 秀樹 (1993/11)
講談社
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 『邪魂狩り』で『たましいがり』と読む。心の歪んだ人々のエクトプラズムを浄化し救う禊の一族である御手洗浩と御手洗亮の双子の兄弟を主人公にした漫画。マガジン系でコミックス全5巻。

 コンプレックスや嫉妬から心が憎しみに支配されてエクトプラズムが醜く歪んで災いをもたらしたり、または、ある特定のエクトプラズムに取り憑かれて意のままに操られてしまって引き起こされるトラブルに対して御手洗兄弟が挑んでいく。話の中身はまあまあ。

 画は少年漫画にしては美形な感じで、それは特に女性キャラに対してその特徴がよく表れている。セックスアピールの強調やパンチラシーン・ヌードシーンがかなり多く、美形キャラという特徴と相乗して、なかなか艶かしい。なんとなく桂正和のような感じ。ただ、デッサンが崩れているシーンも多々あり、アクションシーンの表現力も弱く、キャラクターのバリエーションが少なく、ロングヘアーの女が皆同じ顔に見えてしまい、顔だけはなかなか美形なキャラを描く人でも漫画となると難しいのだなあと漫画表現の難しさを感じさせられた。同時に、桂正和は(アイズあたりでウンザリしていたが)やっぱり偉大な実力者なんだなあとも感じさせられた。
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