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【映画】 『バトルロワイアル2 鎮魂歌』

バトル・ロワイアル II 鎮魂歌(レクイエム) 通常版 バトル・ロワイアル II 鎮魂歌(レクイエム) 通常版
藤原竜也 (2003/12/21)
東映ビデオ
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 撮影中に深作欣二監督が亡くなられて、ご子息がメガホンをとって撮影されたという『バトルロワイアル2』。この映画がつまらなかったのは、息子さんの力量不足だったからなのか、というところはよくわからないが、前作がつまらないと感じた僕としては今作もやっぱりつまらなかった。でも他の方々のように前作はよかったけど今作は……という風ではなかったので期待を裏切られたという意味での哀しさはなかった。それが幸福なのか不幸なのかわからないが、いずれにせよ本作がつまらないことには変わりがなく、退屈な2時間を過ごしてしまった。

 話の内容は前作の「バトルロワイアル」の中で生き残った七原秋也(藤原竜也)がテロリストになって「すべてに大人に宣戦布告」するという設定になっている。9.11の隠喩にもとれるビル倒壊シーンから始まって、テロとの戦いというかテロがどうやって日本や米国と戦っていくかのようなものが描かれている。日本や米国が「大人」でテロが「子ども」で、大人が強者で子どもが弱者で、権力者側が大人で、とかそういう感じなのだと思う。そこらへんは個人的にはあんまり興味が湧かなかったし、そういう政治的メッセージよりも竹内力の妙に熱い演技の方がよほど僕を引き込んでしまった。「バトルロワイアル」的な要素としてはどっかから連れてこられた子ども達がテロリストたちと戦わされるというところにある。子ども達の中に前作でビートたけしが演じていたキタノ教師の娘のキタノシオリがいて、父親を殺した七原秋也に恨みを抱いて戦いに挑んでいくっていうところの人間ドラマがある、と謂えばまあある。前作の最後ではキタノシオリは父親のことを疎んでいる風だったが、それは親子の心のすれ違いが原因であっただけのことで、亡くなってみるとやはり父親のことを愛していたことに気づいたということ、なのだろうか。
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