【映画】 『アリス』
![]() | アリス ナオミ・ワッツ (2003/02/21) ハピネット この商品の詳細を見る |
『女吸血鬼カミーラ』などを執筆したミステリー小説作家JS・レ・ファニュの原作を元にしたホラーサスペンス。19世紀のイギリスを舞台に、夫と暮らす洋館で不気味な人影や謎に翻弄される女性を描いた作品です。恐怖に顔をゆがめる姿も美しいナオミ・ワッツ(『リング』『キングコング』)が主演を、主人公の夫をイアン・グレン(『トゥームレイダー』)が務めました。19世紀イギリスを舞台にしたサスペンスホラー映画。原作がJS・レ・ファニュの小説ということだそうだが、映画自体は凡作。育ての親スクエアーに求婚された女アリスがスクエアーの息子チャールズと駆け落ちした先でチャールズの妻と名乗る女に襲われる。チャールズの妻と名乗る女にチャールズが致命傷を負わせられると同時にアリスはチャールズとの間に子どもを儲けた。しかし、チャールズが死ぬとともに小間使いのクレアに子どもを預ける事になった矢先に子どもが伝染病で死んでしまったという報せがアリスのもとに入る。悲しみにくれるアリスにチャールズとアリスを今まで助けてくれたチャールズの弟のハリーからスクエアーの今までやってきた所業を聞かされ、アリスは怒りの火を灯し、擦り寄ってくるスクエアーを突き放す。数年後、アリスはスクエアーと再会するがスクエアーは覇気がなく変わり果てていた。縁が縁を呼んだのか、アリスはかつて子どもを預けたクレアの言動に不審な点を見つける。自分の子どもは生きているのではないか……。
幼い頃に両親を亡くし、領主フェアフィールド家に引き取られて育ったアリス(ナオミ・ワッツ)。18歳になった時、育ての親スクエアーに求婚されるが、アリスはスクエアーの息子チャールズと駆け落ちをしてしまう。チャールズと人知れず結婚をし、田舎町のある洋館に逃げ込むアリスだったが、その館でアリスは不気味な何者かの気配を感じるようになり…。
はじめは駆け落ちして追っ手から逃げる話だったのが、やがて遺産相続の話に変わっていく二重なサスペンス展開は、少し強引だと思ったがなかなかよかった。ただ、裏で手を引いている人物などはすぐにわかったし、話の筋も簡単に読めてしまったのが残念だった。ホラー要素も弱い。原作小説を短い時間でまとめあげるためだったのかもしれないが、脚本の粗さが目立った作品だった。もう少し細部にこだわっていれば……。
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