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【映画】 『ゴト師株式会社3』

ゴト師株式会社(3) ゴト師株式会社(3)
下田一仁、佐原充敏 他 (1995/10/25)
キングレコード
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ミスターパチンコは、以前、君島が釘師をしていた場所であった。裏ROMを使ったゴトで地方のホールを潰しまわる「右手」の狙いは一体、何なのか!? 「右手」が雇ったと思われるセットゴト集団の存在を確かめた君島は、死んだ父の跡を継ぎ、ホールの社長となった早苗から、成功報酬200万でミスターパチンコを守って欲しいとの依頼を受けるのであった。そして、ゴト師株式会社が動き出した。
 ゴト師株式会社シリーズ第3作目。本作はゴト師株式会社の社長でありリーダーであり常に物語の中心にいた君島(根津甚八)の過去と因縁がクローズアップされ人情ドラマ風に話が展開される。そして、前作前々作以上にパチンコ云々は話のツマに成り下がってしまっていた。

 話の構成上、今まではクールな一面しか見せていなかった君島(根津甚八)の様々な表情が演出されている。苦悶に満ちる表情やビジネスに私情をはさむシーン、焦りまくりのシーン、根津甚八ファンであればたまらないのかもしれない。根津甚八といえば、村上龍の『龍言飛語』で随分持ち上げられていた俳優である。その評価は恐らくは村上龍が自身がメガホンをとった映画で根津甚八を起用したからだと思われるが、しかしながら、そうであったとしてもここは村上龍ファンであれば、根津甚八の様々な表情が見られる本作はオススメと言うべきなのかもしれない。その一方で真の村上龍ファンならここはやはり正直に言うべきであろうとも強く思う。根津甚八の表情をクローズアップした映像を観るのはきつい、と。
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