【映画】 『ワンス・アンド・フォーエバー』
![]() | ワンス アンド フォーエバー WE WERE SOLDIERS メル・ギブソン (2003/01/21) 東宝 この商品の詳細を見る |
ベトナム戦争激化のきっかけとなったイア・ドラン渓谷の戦いを舞台にした感動作。実際に戦いに従事した著者の原作をもとに、リアルな戦闘シーンはもちろん、過酷な戦いに身を投じた兵士たちに全てに愛する者がいたことを、米兵だけではなくベトナム兵にも焦点を当てて描いた作品です。主演をメル・ギブソン(『リーサル・ウェポン』シリーズ)、監督をランドール・ウォレス(『仮面の男』)が務めました。ベトナム戦争激化のきっかえとなったイア・ドラン渓谷の戦いを舞台にした映画。メル・ギブソン主演。実際に戦いに従事した著者の原作をもとにリアルに撮影したらしいが、少々登場人物がナスシシズムすぎるような気はした。妻に愛してると伝えてくれはまだわかる。だけど、国のために死ねる……て死ぬ間際にそんなこと演出抜きで本当に云ったんかいな。事実はわからんが、でも戦地で実際に戦うなんてことは、それぐらい、ひたすら自己と自己の所属しているものを正当化して陶酔しなければ出来ないのだろうとも思った。それが戦士の格好よさとなって画面に映し出されていた。主演のメル・ギブソンのスーパーマンぶりと部下を置き去りにしないナイスガイぶりも演出臭さがしたけれど、まあ、格好よくてよかった。
1964年、ジョージア州フォート・ベニングにある陸軍基地では、ベトナムの戦地にヘリによる兵士投入作戦に備え、新兵たちの訓練が行われていた。作戦実行部隊を率いるハル・ムーア中佐(メル・ギブソン)は、誰も戦場に置き去りにしないことを胸に誓い作戦に加わる。やがて“死の谷”と呼ばれるイア・ドラン渓谷への出兵が命じられ…。
事実はそんなもんということなのだろうか、熱い戦士キャラクターぶりをのぞけば戦争映画としてさほど特筆すべきものではなく、正直なところイマイチ感に襲われた作品ではあった。ちなみに、アメリカ・北ベトナム双方の視点で描いた作品ということになっているらしいが、それは嘘だろう。どう見てもアメリカ中心でベトナムは引き立て役の負け役以外の何物でもない典型的アメリカ映画にしか映らなかったぞ。少なくとも公平ではない。が、それも仕方ないのだろう。大して面白くない映画だったが、それでも日本の戦争映画に比べれば遥かにマシではある。日本も戦争映画を制作するなら最低限これぐらいの質のものを作ってほしいものである。
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