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【ゲーム】 『太閤立志伝5』

太閤立志伝V 太閤立志伝V
PlayStation2 (2004/08/26)
コーエー
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 コーエーの歴史ゲーム。太閤立志伝シリーズは信長の野望シリーズに比べればリリース数が少なく知名度も低いが一部のゲームファンの間では信長の野望を遥かに凌ぐほどの支持を得ている。豊臣秀吉の立身出世の人生をテーマにしたゲームで、秀吉になりきって下積みから天下人になるまでの過程を楽しめる。勿論、太閤立志伝も5作目となるとプレイヤーが操作できるキャラクターは豊臣秀吉だけに限らない。本作ではゲームを進めていくにつれて最終的には実に860名もの史実に存在した人物になりきってプレイすることができるのだ。武田信玄、上杉謙信、織田信長といった大物戦国大名から真田幸村のような兵、宮本武蔵や佐々木小次郎といった剣豪にまで実に様々な人物になりきることができる。また、プレイヤーが自らクリエイトした仮想キャラクターでプレイすることも可能であり、いたれりつくせりである。

 立身出世がテーマであるが、同時に自由度の高さもテーマであるこのゲーム、職業も武将(武士)にとどまらない。4種類の勢力系職業、武士・忍者・海賊・忍者と、更に4種類の求道系職業、剣豪・茶人・医師・鍛冶屋の8種類の職業をプレイすることができる。豊富なキャラクターを様々なシチュエーションにおいて楽しむことができるので、よりゲーム中の戦国時代への感情移入が促され、熱中・没頭するできる。

 短所としては、所詮は職業が大まかにわけて8つしかないことと勢力系の4種の職業はどれもやっていることは大した変わりがなく、まともに全ての勢力系職業をプレイしようとするとすぐにマンネリ感に襲われてしまうこと。また、どの職業にしてもある一定の技能を修得することが求められるが、1周目から技能修得のミニゲームを繰り返しプレイしなくてはならないので2周目以降のプレイになるとミニゲームに対して気だるさを感じてしまう。オプションでミニゲーム省略の救済処置が存在しているものの技能修得のためには効率が悪く使いにくい。また、求道系職業にしても単純作業調が強く、求道しているという感じがせず、サブ職業的な存在感であった。更には、日本全国津々浦々を歩き回れる自由度は楽しいが、プレステ2の場合HDDにインストールしないと移動場面がカクカクし、それがただでさえよくないゲームのテンポをもっと悪くしているのが残念であった。

 戦国時代に一人の人間として生きるという世界観にハマることができればとことん楽しめることができるゲームではある。本作のようなコンセプトを維持しながら戦国時代の世界をより拡張・パワーアップした新しい太閤立志伝シリーズが今後リリースされることを一人のファンとしては期待したい。
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