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【映画】 『サイボーグ009 超銀河伝説』

サイボーグ009 超銀河伝説 サイボーグ009 超銀河伝説
石ノ森章太郎、 他 (2003/12/05)
東映
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国際宇宙研究所所長のコズモ博士は、宇宙の母源ともいうべき超エネルギー“ボルテックス”のコントロール理論を完成させようとしていた。そんなある日、宇宙から全宇宙の征服を狙うゾアが襲来するという警告を、001が発する。その非常事態に、サイボーグたちの生みの親ギルモア博士は、世界各地からメンバーを呼び寄せるが…。
 サイボーグ009といえば数年前にもテレビ東京系列で新しくアニメ化されたシリーズが放送されていたし、長いこと多くの人に愛され続けている作品なのであろう。僕も中学生の頃に図書室に石ノ森章太郎の漫画『サイボーグ009』が入ったのを契機に作品に触れた。個性的な9人のサイボーグ戦士達を巧みに活かした戦いの物語は確かに多くの人に長く愛されるだけのことはある出来栄えで面白かった。

 アニメ化も幾度かされているが、本作『超銀河伝説』は1980年に公開された映画作品で、恐らく当時放映されていたアニメに準拠した作品なのだと思われる。

 内容は地球征服・宇宙征服を企む悪者とサイボーグ戦士達が戦うというもの。ありきたりな設定っぽいがサイボーグ009に至ってはどうなのだろうか。地球ではなく、宇宙・異星が舞台となっているが、サイボーグ009にしては珍しいのではないかと思うが、あまり詳しくないのでよくわからない。宇宙戦艦(?)的な乗り物による戦闘シーンが結構入っているので宇宙SFものが好きな人には嬉しい要素なのかもしれない。ただ、当時はそういうのが流行ったのかもしれないし、制作者側の意図がよくわからないが、そういったシーンが多く、肝心のサイボーグ戦士達の個性を活かした戦闘シーンといったものが削がれていたように感じた。後半につれてサイボーグ戦士達が個性を発揮するシーンが増えてくるとはいえ、前半部分の退屈さを吹き飛ばすほどの活劇ではない。2時間以上もの放映時間にも関わらず、話の盛り上がりも欠けており、冗漫さを感じ、やはり退屈してしまった。正直言って残念な出来であった。サイボーグ009は好きではあるが、本作は駄作の域ではないだろうか。
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