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【本】 『マンガ 嫌韓流2』 (山野車輪)

マンガ嫌韓流2 マンガ嫌韓流2
山野 車輪 (2006/02/22)
晋遊舎
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 嫌韓流の続編が登場だ! 時代は嫌韓流! 巨人の人気がなくなったのは韓国人が4番だからだ! 時代は危険なナショナリズム! しかし、オタク文化は日本の誇るべき文化だから規制は絶対いけないというのは危険なナショナリズムではない! ポルノは女性差別ではない! 表現規制を口にする人間は一切が統一教会でリベラルではない! そしてその決め付けは危険なナショナリズムではない!

 ふー、びっくりした。でも、嫌韓流の意見は一致している。韓国は反日だから、仲良くする必要はないというもの。それ、ほんとなのかなあ。

 要するに自分達こそが真の犠牲者であり被差別者であり、韓国こそが野蛮で差別をしていると主張しており、韓国のことを意図的に醜く描いてそのイメージを左翼や反差別と結び付けている。前作と基本的に変わらない。嫌韓流こそが醜いイメージに重なるであろうという感想を抱いたところも前作と変わらない。

 こういうことが本当にあるのだという「事実」をとりあげて一般論におとしこんでみた嫌韓流というやり方は、本書が漫画形式を用いられているからあえてあげるが、所謂オタク差別にも転用できるわけであるし、実際に本書のような論理でオタクとオタク文化は公的に批判されているのである。しかし、著者と本書のファンにとっては嫌韓流の論理・手法で行われる嫌オタク流については差別で馬鹿らしいものだと思うのではないだろうか。オタクを嫌っているのはオタクを知らない年長者だけだと、オタクに対して無知な者だと、理解できないオタク文化に対して恐怖心を抱いているだけだと。要するにそういうことである。

 そういうことであるが、実は僕は表現規制に親和的なのである。すまない。そしてある意味では嫌韓であるし嫌オタクでもあるのだ。すまない。
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