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【映画】 『大列車強盗』

大列車強盗 大列車強盗
ショーン・コネリー (2004/09/24)
アミューズソフトエンタテインメント
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狙うは金塊2万5000ポンド! 19世紀イギリスで起きた、史上初にして最大の列車強盗を題材にしたアクション作です。マイケル・クライトン(『ジュラシック・パーク』)が原作・監督ともに手掛け、主役の泥棒コンビをショーン・コネリー(『007』シリーズ)とドナルド・サザーランド(『普通の人々』)が演じた作品です。

1855年、ロシアと交戦中の英軍に供給される金塊は列車で輸送されていた。その金塊を狙う盗みのプロ、ピアース(S・コネリー)は、金塊を運ぶ金庫に付けられた鍵のありかを聞き出すために高級メンズ・クラブに潜入。バラバラに4つの鍵が保管されている事を知り、スリが上手なエイガー(D・サザーランド)を仲間に引き入れるが…。
 原作・監督マイケル・クライトン、主演ショーン・コネリーのサスペンスアクション作品。

 1855年のイギリスが舞台。クリミア戦争下のイギリスでは兵士たちへの給料が金塊で支払われていた。そういう時代背景を舞台に本作では列車で輸送される金塊を盗もうとするショーン・コネリーら悪党一味の活躍が描かれている。

 とにかく主演のショーン・コネリーがクールで渋くて格好よく、作品の雰囲気・役どころとマッチしていて、それだけで観る価値はあるといえる。

 映画本編は金塊強盗計画実行の事前準備がほとんどを占めており、アクション映画から連想される華麗さや過激さとは対照的な地味で薄暗いシーンがほとんであり、フィクション的な躍動感は感じられないが、常に地に足が着いており着実で現実的な計画と行動を淡々と実行しており、その地味さと現実性が本作に映し出される1855年のイギリスの風俗や風景にまで及んでおり、真実味のあるものとして受け入れることができる。映画後半にとうとうやってくる列車での金塊強盗シーンにおいても待ちわびた割には地味なのであるが、それまでに作品の雰囲気によって敷かれた伏線からスペクタクルなものに仕上げられているから見事である。最後まで地味なまま終わるかと思われたが、ラストシーンで本編中唯一ショーン・コネリーが感情的で躍動的なアクションを魅せてくれるのも心憎い。
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