【映画】 『水霊 ミズチ』
![]() | 水霊 ミズチ 井川遥 (2006/09/20) ポニーキャニオン この商品の詳細を見る |
震度3から4の地震が続く東京都・西部エリア。井戸水を飲料水として利用しているその地域で謎の自殺事件が多発していた。新聞記者の戸隠響子(井川遥)は取材を続ける中、事件に"水"が関係していることを突き止め、水道局で水質分析の研究をしている元夫の岡祐一(渡部篤郎)に相談するが、事態は単なる水質汚染ではなかった。呪われた水を飲んだ人間がやがて幻覚症状に苛まされて自分の目を潰して死んでいくというお話。その謎を井川遥や渡部篤郎が解いていこうとするのだが、実は彼らも水の呪いに汚染されていて、全ての謎は解けずに何もわからないままに水の呪いによって死んでいくという何とも救いようのない結末になっている。それだけならあの有名なジャパニーズホラーであるリングもそんな感じではあるのだが、あちらが優れたストーリーセンスと論理性と共に山村貞子とその呪いの謎に迫っていたのに対して、こちらはそういう要素が何もなく、観ている者にとってはもどかしさすら感じないという興醒めぶりであった。
やがて、呪われた湧き水について研究を続けていた大学助教授・杜川(柳ユーレイ)が「死に水を飲むな」という言葉を残して自殺、響子は地震によってその地区の水源近くの水が濁り、土砂崩れによって古い遺跡が発見されたことを知る。"水"をめぐる凄惨な死の連鎖は広がり続け、原因不明の不安と恐怖が平和な街を包み込んでいく。これは公害か?テロか?祟りか?それとも呪いか・・?そして、響子の身にはさらに恐ろしい悪夢が待ち受けていた―。
ホラーとしては、自ら目を潰しにいくというシーンが金属をひっかいたような甲高い音や発砲スチロールがこすれた音のような映像的にいやらしい怖さを出せていると思うし、観ているほうとして井川遥や渡部篤郎が実は呪いの水に最初から感染していたという事実が判明したときに彼らを通して観ていたのは幻覚か現実かを考えていくと井川遥と子どもの関係などがなかなか演出の妙として楽しめるようになっているとはいえ、しかし、やはり一本の映画作品としてはつまらなさすぎる。もう少し呪いの水の背景設定と謎に迫っていてくれればそれだけでもかなり評価が変わっていたと思うのだが……。
>>いくちゃんさん
きしょいというほどではないのですが、なんというか目をシャーペンでついたりするシーンはカメラが引いて取ってあったりしましたが、想像するとちょっと怖かったです。
きしょいというほどではないのですが、なんというか目をシャーペンでついたりするシーンはカメラが引いて取ってあったりしましたが、想像するとちょっと怖かったです。
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