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【本】 『ゴーマニズム宣言4』 (小林よしのり)

ゴーマニズム宣言 (4) ゴーマニズム宣言 (4)
小林 よしのり (1999/07)
幻冬舎
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 ゴーマニズム宣言4。部落なんかについて書かれている。この巻は面白かった。著者の言う通り、黒人や朝鮮人などと比べて部落というのはなかなかわかりにくいところがあって自分も小学中学の頃に部落差別についてちょろっと同和教育で学んだ程度で実のところまったくわからん。それと、ちょうど本書において恋愛教についての指摘がなされているが、これは所謂男性差別とやらとも同じかもしれないが、問題がなかなか表面化されないし問題が問題として受け入れてもらえないだけにこういうのって根が深いとは思う。保守を気取った女が女らしさを否定して男らしさを強要するアンバランスな主張をしているのが珍しくないからね(※保守だから男女平等の主張というのが悪いんじゃなくてお前の主張は男女平等じゃないだろという意味)、というのはちと話がそれた。

 著者は本書で屠殺こそ小学生に見せろと軽く主張している。僕はそうは思わないが、こと差別問題については僕は小林よしのりの漫画を子どもに読ませて図解させるのもいいのではと思った。僕は小林よしのりは好きではないが、漫画はわかりやすく描かれているし、何よりも子ども向けギャグ漫画のプロらしく、あらゆる世代にソフトにそして確実に内容を受け入れさせる出来はやはりすごいと感じる。情報社会化が進むにつれ、あれも差別これも差別と世の中の理不尽さ、不条理さが次々と耳に入ってくるようになったが、そういう時代なだけに子ども達にあれもこれもと前提条件なしに厳しく直視させるよりはこういった漫画でワンクッション置いて子どもの成長と共に段階的に教えてやるというのも一つの手であろうし、その役目が担えるのはまさに漫画とアニメだけだろう。
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