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【映画】 『ティアーズ・オブ・ザ・サン』

ティアーズ・オブ・ザ・サン ティアーズ・オブ・ザ・サン
ブルース・ウィリス (2007/06/27)
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
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ナイジェリアでクーデターが起き、反乱軍によって大統領一家が殺され同国は深刻な内戦状態に突入する。アメリカ政府は、まだナイジェリア国内に残るアメリカ人全員の速やかなる救出を決定。ジャングルの奥深くで難民の治療に当たっていた女医リーナ・ケンドリックスの救助には、米海軍特殊部隊シールのウォーターズ大尉が向かうことになった。任務遂行率100%を誇るウォーターズは7人の精鋭とともに苦もなくリーナのもとに到着する。ところが、リーナは難民を見捨てて自分だけ助かることはできないと、その場を離れることを頑なに拒否するのだった…。
 ブルース・ウィルス主演の2003年のアメリカ映画。

 クーデターが起き、大統領一家が殺され、深刻な内戦状態となったナイジェリア。ナイジェリア国内に残るアメリカ人の救出をアメリカ政府は決定する。ジャングルの奥深くで難民の治療に当たっていた女医リーナには特殊部隊のウォターズ大尉(ブルース・ウィルス)が向かう。難なくリーナの元に辿り着いた大尉だったが、リーナは難民を見捨てて自分だけ逃げることは出来ないと人道主義を主張する。その主張に心を打たれた大尉は軍の命令に背いて難民の救出を心に決めるのだった。

 制作サイドとしてみれば人道主義の主張を輝かせたつもりなのかもしれない。その人道主義のせいで却って犠牲になる(軍)人が増えていくのを観ていると女医リーナのヒステリックさと相俟ってイライラしてくる。あくまでも感情として。でも、こういう感情を抱かせてしまっているというところで、話の構成の仕方に問題があるんだと思う。一応、人道主義の難民救済が、やがてその難民の中に大統領の息子がいるということで政治的正当性が得られていくが、作品としては全然駄目でしょ。民族浄化的に色々と酷いことやってるナイジェリアの反乱軍と対照的に、文字通り命を張って人道主義を貫いた硬派で正義な米軍人の描かれ方は如何にもハリウッド映画だとは思ったが。

 娯楽映画としても肝心のアクションが微妙で救い様がない。迫力がなく、身のこなし方が胡散臭かった。身のこなし方以上に、どんなに体が汚れていても顔だけはきっちり化粧されている女共に萎える。戦場であっても女は捨てられないか。戦場こそジェンダーフリーの考え方が必要だな。
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