【本】 『三姉妹探偵団』
![]() | 三姉妹探偵団 赤川 次郎 (1985/07) 講談社 この商品の詳細を見る |
タイプの違う美人三姉妹を突如襲った火事騒動。辛うじて逃げ出したものの自宅は丸焼け、しかも焼けあとから若い女の全裸死体が出てきて、姉妹は呆然となる。頼るべき父親は出張中なのだ。若い女はいつ屋内に入っていたのか?父親との関係は?魅力的な三姉妹が各自の特徴を生かして活躍するユーモアミステリの決定版!幽霊シリーズと同じく三姉妹シリーズも中学の頃に読んだ。赤川次郎らしい軽妙な文章で綴られるミステリーシリーズである。本作シリーズの特徴はタイトルにもある通り三姉妹が主人公として活躍するところにある。長女綾子は天然ボケ。次女夕里子はしっかりもの。三女珠美はちゃっかり我侭。なんとなく読み進めていたが今思えば三姉妹というものの輪郭・特徴をしっかり捉えているのではないだろうか。本作の三姉妹の枠組みを真に受けるならば僕は何と云っても長女か次女か好みである。三女は好きになれない。オタクの間では「妹」というタイプが萌え記号として流行っているらしいが、あの妹的な可愛さというのはオタクが嫌いそうなビッチ的な存在とは対極にあるようで実はそういう性的寛容性を内包したところにあるのではないか。それこそ流行りに応じて「お兄ちゃん」と呼んでみたりメイド服を着てみたりと自分の女としてのセックスの価値を上昇させるための本能的な賢しさ、「妹」的な自分が弱い立場であることで大目に見てもらうことを最大限利用しているところがどうしても受け容れられない。それに対して「姉」という立場をおしつけられてしっかり者を演じながら損をあえて被る女性の美しさ。そこに僕は惹かれる。30過ぎた独身女性とかキャリアウーマンとかフェミニストと対極にある大和撫子的な母性的な女らしさがそこにあるのではないか。
どうして3人兄弟とか3人姉妹は、末っ子がいい思いをするような話ばかりなんでしょうね。
これは、東洋も西洋も同じ傾向みたい。why?
これは、東洋も西洋も同じ傾向みたい。why?
>>keiさん
末っ子はわがまま傾向はかなりありそうですね。
でも家父長制とかのラインで考えると長男とかが放蕩してるというイメージなんですよね。
末っ子がわがままというのはある意味で純粋に兄弟などの家族構成員の立場が平等になったからこそありえる話なのでしょうね。
末っ子はわがまま傾向はかなりありそうですね。
でも家父長制とかのラインで考えると長男とかが放蕩してるというイメージなんですよね。
末っ子がわがままというのはある意味で純粋に兄弟などの家族構成員の立場が平等になったからこそありえる話なのでしょうね。
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